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女性から見て楽しい人になるか面白い人になるかの境界線

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会話上手は、豊富な話題を持っているばかりでなく、女性を会話の中に参加させようとする気づかいもある。会話のうまい男は、ポンポンと話題を変えていきながら相手が乗りやすい話題を探していくことができるのだ。そうすると、相手の女性は、いっしょに会話の波に乗って揺れているようなワクワク感を抱く。女性が「楽しい」と感じるのは、そういう瞬間にほかならない。

女性から見て「楽しい人」になるか「面白い人」になるか。この判定で、その後の運命がはっきりと明と暗に分かれる。「面白い」とは、どういうことなのか?まず、「面白さ」を売り物にしている男性に対しては、女性は、一種の観客を演じなくてはならない。つまり、おのずと反応する役をあてがわれることになるわけだ。この役は、けっこう疲れる。

合コンなんかでは、面白系は、その役回りをはっきりと思い知らされることになる。隣に座った女の子を笑わせているうちに、いつの間にか、しっとりと会話を楽しむッーショットに囲まれて孤立しているのだ。「面白い人」を目指さずに「楽しい人」を目指せ。それが、ここでの教訓である。

面白い人を相手にするのは

大胆な下ネタが登場した場合にも、カマトトだと思われないためには、反応に工夫をこらす必要が出てくる。「面白い人」を相手にするのは、案外、めんどうくさいことだ。

ギャグがすべったらすべったで、シラけを防止するために「それ、ちょっと寒い」とか言わなければならないし、オヤジギャグ系のダジャレが出てきたならば、「あんた、どこのオヤジだ」などと突っ込まなくてはならない。

では、ギャグが鮮やかに決まりまくった場合は、とうなるか?これは、ひたすら笑っていればいいのだが、そこにはなんとも皮肉な結果が生まれてくる。その二人は、もはや会話を楽しむ男女ではなく、ステージに立つお笑い芸人と客席にいる観客のような関係になってしまうのだ。つまり、面白孫で攻めると、ギャグがハマってもハマらなくても、どっちにせよ二人のあいだに確固たる境界が生まれてしまうということ。これでは、男としては骨折り損のくたびれもうけ、というほかにないのである。

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