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自発性の低下したお母さんは

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かぜの原因はビールスの感染にあります。ですから、ビールスの感染がなければ、かぜをひくことはない。このことを知っていれば、子どもが裸のままゆったりとしていても、「早く、早く」とせき立てなくてもすむこともあるでしょう。

小さい子供の衣類の着替えにはかなりの時間がかかります。まわりのものを見ながら着替えたりするでしょう。着替えの途中で遊び始めることもあるでしょう。余りにていねいすぎて、時間のかかることもあるでしょう。とくに裸のままうろうろしていたりゆっくりしたりしているとか。つい「早く、早く」とせき立て、それにのらない子どもを怒ってしまうことになるでしょう。

自発性のないお母さんは、ただガミガミと口先でいうだけに終わっています。自発性のあるお母さんの工夫としては、例えば、石験や歯ブラシを新しくするとか、子ども用の石輸箱と石験を与えるなどがあります。

子どもの発達をよく眺めていると

子どもの発達をよく眺めていると、非常にそれに対して興味を持ち、自分から進んでやるときと、興味を失い、面倒に思うときとがあります。この面倒に思う時期に入ったならば、どのようにしたならば再び興味を持つようになるかについて、いろいろと研究してみることが大切です。

望みたいことは、お母さんが口を出さないでも、自分から進んで習慣を守ることができるーということですが、このような状態になるためには、これからまだ数年はかかるでしょう。思春期をこえて、精神的離乳が完成したころを考えればよいと思います。そうした意味で、小学生で生活習慣が自立したように見えても、実は「にせもの」である場合が少なくありません。

そのほか、自分の子どもの興味の持ち方をよく見ていれば、いろいろなアイディアが浮んでくるでしょう。このようにして、生活習慣の自立は、四歳から五歳の間に一応の完成をみます。完成とは、お母さんが手を貸さなくてもできるという意味です。

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