子育て

自分から進んで勉強するようにする

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自発性の発達しているお父さんは、子どもに問題が起きるまでは妻まかせにしていても、いざとなると妻といっしょに相談を受けにやってきます。そして、積極的に問題の解決に当ろうとします。

子供の自発性が発達してくれば、劣等感をも自分で処理する能力ができる。自分から進んでお友だちも作りますから、学校も面白くなり、いきいきとした毎日を送るようになります。がまんにがまんを重ねて子どもに「まかせる」ことを続けていますと、約半年から一年で、子ども自身、これではいけないと思い始めます。

自分自身で何とかしなければいけないーと思い始めたときに、自発性の発達が始まります。自分で勉強する気持が強くなりますし、そうなると勉強が面白くなるので、どんどんと勉強をするようになります。

お母さん自身の自発性が弱いことが多い。また、なかなか決断の下せないお父さん。あるいは困難な問題から逃避して、妻君にさせようとするお父さんがいます。そのようなお父さんは、子どもに問題が起きると、「お前の教育がよくなかったからだ」といって妻を責めることはしても、自分から解決に当ろうとしないものです。

自発性の発達しているお母さんは

同じことが、お母さんについてもいえます。自発性の発達しているお母さんは、何回かいっしょに話し合いをしているうちに、腹が決まります。子どもに「まかせよう」と腹が決まりますと、それが子どもにも伝わります。

お母さんから何もいわれなくなった子どもは、初めはせいせいします。顔つきも明るくなります。しかし、次第に責任の重さを感じ始めます。そうなると、一時はお母さんに依存したくなって「お母さんは冷たい」とか「お友だちのお母さんは子どもに親切だ」などいい始めます。

このような経過をたどって自発性が発達してきますと、自分のことは自分で考えてするということで、勉強もその態勢に移ります。自発性を伸ばすことによって学習意欲を高めることが、知的能力を高めるのにいかに大切であるかを痛感しています。

お母さんが何もいわなくても、その表情やちょっとした動作にそれが現われてくるからです。
子どもから「冷たい」といわれると、腹がぐらつくことがありますが、自分の心に問うてみれば、決して冷たいお母さんではないはずです。

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