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幼児を対象とした音楽教室で子どもの心理について理解していない

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子どもに共感できなくては、本当の教育はできませんし、レッスンを強制することになってしまいます。そのような先生が少なくないのです。これでは、情操を高めることはできなし、かえって情緒の不安をおこさせてしまうでしょう。

幼児を対象とした音楽教室の先生が、子どもの心理について十分に理解していないことをあげることができます。子どもの心を理解するために、第一に、児童心理学の勉強をしておくことも必要ですが、それ以上に、目の前の子どもの情緒が伝わってくることが極めて大切です。これを、共感的理解と呼んでいます。

幼児の心理に触れて指導することが行われました。その指導に当った先生自身も、幼児の心理をかなりよく理解できるようになったのです。少なくとも、子どもを強制することによって、心を抑圧することはしないですむようになった。

絵の教育は、終戦後、大きな改革が行われました。子どもが形式的な絵を描くことを排除して、絵を描くことの楽しさを味わわせ、それによって心を解放することを目ざしました。そこで、子どものぬたくりを大切にしましたし、自由にのびのびと描いた絵を大切にしました。こうした指導によって、子どもの心が解放されたという例は少なくないのです。

絵画教室の先生の教え方が

絵画教室の先生の教え方が、どのような流れを汲んでいるかについて、よく研究した上で、選択してほしい。そして、子どもをのびのびと育てたいならば、そのような指導をしている教室を選ぶのがよく、きちっとした指導をしてほしいと望むならば、そのような教室を選ぶべきでしょう。

数年前ぐらいから、幼児画の指導にも別の流れがでてきました。対象をよく観察させて、写実的に描かせようというのです。指導性が強まったといえましょう。指導性が強まると、子どもの自由な発想を抑圧する恐れがあるわけです。

自分の子どもの教育のことですから、いい加減な選び方だけはしないようにしたいものです。その際にも、情操を伸ばすという基本的な考え方をきちっと持っていてほしいと思います。

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