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幼稚園くらいの子供のケンカに親の仲裁は必要か?

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昔から、子どものけんかに親が出るなーといわれてきたのは、まさに名言といえる。ところが、お母さんやお父さんの中には、子ども同士のけんかに口を出したり、それをとめにかかったりする人が少なくありません。とくに、けんかの弱い方の味方になることが多いものです。

けんかをする子どもを「悪い子」などと評価することは大きな誤りです。子どものけんかに、大人があれこれと口を出したり、とめに入るのも誤りです。けんかのなりゆきをじっと見ていてごらんなさい。ついには取っ組み合いがはじまるでしょう。そしてそれに負けた方が泣き出すでしょう。それでもじっと見ていればよいのです。

手を貸すとすれば、からだに大きな危害が及びそうになったときだけです。かき傷やすり傷ぐらいならば、それを体験させるべきです。そして、二人の仲がどのように発達していくかを見ていてごらんなさい。仲よく遊ぶ日があったり、それが次第に長くもなっていくでしょう。

子どもはけんかをしながらも

子どもは、けんかをしながらも、一方では仲よく遊ぶことができる。そうしたけんかを通して、相手にも相手の立場があることを知り、自己主張をうまくしなければならないことを学習していく。こうして、本当の意味での社会性の発達が促され、「思いやり」の心が芽ばえてくる。

親は「強情だ」といって、また、怒ってしまうでしょう。親に怒られて、「ごめんなさい」ということはあっても、その言葉の響きには、本当にあやまる気持が含まれてはいません。仕方なくあやまっているに過ぎないのです。その原因は、子どものけんかに親が口を出したことにあるのですから、そもそも親が誤った扱い方をしていることが原因なのです。

そこで、「弱い者をいじめてはいけません」といって、強い方の子どもを怒ることになるでしょう。そうした怒り方は、強い方の子どもには大きな不満を残します。親から「あやまりなさい」といわれても、なかなかあやまろうとはしないでしょう。それは、親の扱い方が、子どもには納得できないからです。

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