子育て

今よりもちょっと悪い状況を考えてそれと現在を引き比べていく

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今よりもちょっと悪い状況を考えて、それと現在を引き比べていくようにすると、今が有難く感じられ、喜びも出てくるようになるもの。子どもが何かやらかしても、「問題が起こせるということは子どもが元気に外に出ていって生きている証」と思えば、「なんでこの子はいつもいつも!」と怒りにかられて怒鳴りつけることもなくなっていきます。

「〇さんのように私だって遊びたい。なんで私ばかりが毎日毎日おじいちゃんの世話や家事や育児に追われなければならないの」「姑はうるさいことばかり言ってくるし、私がつらい思いをしているのに主人ときたら話すら聞いてくれない。全部私任せなんて不公平だわー」このように思っていると気持ちはますますそちらに引っ張られ、どんどん不幸せになっていきます。

この子がすべてに無気力になってしまい、部屋の中に閉じこもってしまったらどうなるだろう。そのようにちょっと悪い状況を考えれば、子どもへの眼差しも変わり、「多少のことはまあいいか」と思えるようになっていきます。

自分の名前でまじないの言葉をつくってしまう

自分の名前でまじないの言葉をつくってしまう方法があります。どの方にも親から心を込めて名づけられたよい名前があります。「その名前に魂を入れて、自分だけの呪文をつくって支えにしていかれるのもよいですよ」と、お会いしたお母さん方にはお伝えしています。私も「愛子」という名前の「あ」の一字をとって「焦らず、慌てず、あきらめず」をまじない言葉にしています。

心のゆとりを得るには、何と言ってもお母さん自身が自分で自分の気持ちを追い詰めていかないことが大切です。「いつもいつも!」「なんで私ばかりー」という気持ちに陥りそうになったら、どこかで「でも、もしこれがこうだったら」と想像するクセをつけてみてください。「それに比べたら」と考える習慣がつくことで気持ちの切り替えもできるようになっていくと思います。

気持ちが先走ってゆとりを失いそうになったときなど、「焦らず、慌てず、あきらめず」と呪文のように繰り返すと、「焦るのをやめて、ちょっと落ち着きましよう」と気持ちに余裕が出てくるようになります。ささやかなことですが、ゆとりをつくるひとつの工夫にしていただけるのではないでしょうか。

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