子育て

上の子と下の子の間に差別がないようにする

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上の子と下の子を育てるときのお母さんの意識のちがいが、それぞれの子どもの人格形成に影響を及ぼしている。ですから、「同じように育てているのに」という言葉は全く当らない。上の子のときには、甘やかしてはならないということを誤解して、あまり身体接触をしてあげなかったのに、下の子に対しては、甘えるままにひざにのせているというちがいがられることもあります。

ちょっとの発熱などでは「一晩様子をみよう」などと大胆になる。そのために、子どもものびのびと育ちますし、さらには、親にもっと認めてほしいという気持から、背伸びをすることさえあります。初めから上の子という競争相手がいるわけですから、気が強くなります。

きょうだいが三人の場合、そして男・男・女とか女・女・男という男女の組合せの場合には、真中にはさまれた子どもが、妙に気が強くなったり、ひねくれたりすることがあります。それは、二番目のときには、気持の上でも物質の面でも、セコハンになっているからです。

真中にはさまれた子どもには

真中にはさまれた子どもには、努力して、上の子にしてあげたように物質面で新しい物を買い与えるとともに、接するときにも、ほかの子ども以上に手厚くする工夫が必要になります。とくにその子だけが寝そびれている場合には、ゆっくりと相手をしてあげることが大切です。

セコハンというのは、お古という意味で、衣類にしても玩具にしても上の子の「お譲り」で「間に合せて」しまうことが多く、それが意識の上でも起きやすい。そこへ、ちがった性の子どもが生まれてきますと、すべてが新しくなります。それを見て、二番目の子どもがひがむのは当然のことだと思います。

上に二人の姉がいるところへ生まれてきた男の子の場合、女の子たちに男の子の世話やきを頼んだりすると、女族三人で男の子にサービスをするようになり、男の子は依存性が強くわがままな子どもとなり、社会的適応がうまくいかず、友だちもできないままに、思春期になってノイローゼになったり登校拒否を起こしたりしている例が少なくないのです。

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