子育て

伝えたいこと言いたいことがいっぱいあっても

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伝えたいこと、言いたいことがいっぱいあっても、言葉を駆使してわかってもらう術を身につけていないのです。だからこそお母さんには、子どもの動作や表情といったボディランゲージまですべて含めて、子どもの全体の姿から思いを読み取ってあげる力が求められます。対話力で言う「聴く力」とは、単に子どもの言うことを聞いて理解するということではありません。

三歳か四歳ぐらいまではベタベタと甘えさせてあげるだけでも子どもの心は満ち足りますが、それ以降は体の触れあいより、言葉による触れあいの場面のほうが増えていきます。子どもが大きくなるにつれて対話によって、言葉で甘えさせてあげることのほうがより大事になっていきます。それでなくとも子どもは大人ほどには言葉を知りません。また、大人のように言葉に対する耐性も強くありません。

言葉の裏に隠された気持ちを汲み取ってあげることまで含む。例えば子どもが「バカ!」と言ったとき、そのひと言の中にどのような思いが隠されているかを聞き分けて汲み取ってあげる力が「聴く力」です。「バカ!」のひと言の中には「お母さんのことが好きなんだ!」や「自分のことをもっと好きになってよー」や「わかってもらえなくて悔しいんだ」など、子どものいろいろな思いが詰まっています。

子どもの言葉の中には

「お母さんはボクの気持ちなんてまったく聴いてくれない」「ワタシがどう思っているかなんて関係ないんだ」と不信を募らせていくことになってしまいます。子どもの言葉の中には聞こえない声がいっぱい詰まっています。いろいろな意味が込められています。

知っている言葉が「バカ」しかないから、そうした思いのすべてを「バカ」でしか言い表せないのです。そこで親が聞こえた言葉だけに反応して、「親に向かってバカなんて言っちゃダメでしょー」とやってしまえば、子どもの中には「わかってもらえない」という悔しい気持ち、悲しい気持ちしか残りません。

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