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S字やクランクは難しいがポイントを覚えておけば何とかなる

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S字やクランクでは、マシンの操安性やエンジンの性格、ハンドルの形状、ライディングポジション、そして1速の総減速比によって、やさしくも難しくもなる。しかも、手前約5mで一時停止し、10秒以上の時間をかけて通過しなければならない(大型二輪の場合)。ベテランライダーでも、クラッチ、Fブレーキレバーとも4本指で行うとなると、かなり難しい。

ギヤは1速か、マシンによっては2速でもよい。前輪に抵抗がかかるように、アクセルをやや開け、加速気味(実際には加速しない)で通過すると安定がよく、前輪の方向性が乱れることもない。ひじや肩に力を入れすぎると、ビッチングによってアクセルが開閉してスピードが一定でなくなり、前輪が大きく振られてしまうこともあるので、注意することだ。

車体をニーグリップしながらひざの力を抜くなどというのは、難しいと考えがちだが、そんなことはない。波状路のショックは、前後輪バラバラに、連続的に起こるので、ライダーはホイールベースの中央に位置し(これはなかなか難しい)、前後のビッチング(上下動)をスムースに逃がすことに専念すればよい。

多少半クラッチで進行する

前輪が台に上がったら、アクセルを戻し、情性で後輪を台の上にのせる。後輪が上がるまでアクセルを開けていると、スピードオーバーになってしまうから要注意だ。Rブレーキペタルに足をのせ、軽く効かせながらアクセルオンで走行し、エンストしないように多少半クラッチで進行する。

実際の街乗りでは、クラッチレバーを2本の指で操作し、Fブレーキを人さし指1本でなめしながら行えば、それほど難しくはない。1本橋が難しいといわれるのは、1速でスタートし、台に上がった瞬間に振られたり、スピードオーバーでブレーキングして振られることが原因であり、この2点をなくすことが先決である。

ニーグリップはもちろん効かせなければならないが、体全体がガチガチになるほど力を入れると、かえってバランスがとりにくくなってしまう。上半身はなるべくリラックスさせ、バランスが崩れたら、アクセルオンと同時に、崩れかけた方向に体重を持っていくようにするとよい。

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