スポーツブログ

色々な情報を提供しています。

クレジットカード

消費者金融業界-急成長業界の一服

投稿日:2019年9月9日 更新日:

近年では、TS3カード(トヨタ自動車)、マイソニーカード(ソニー)、Viewカード(JR東日本)、NTTグループカード(NTT)など自動車、電機、交通、通信のトップ企業が相次ぎ参入してきたために業界再編を促すきっかけになるという視点で注目を集めている。現在はまだ全体に占める割合は小さいがいずれは大きく伸びることだろう。これらの大企業は顧客サービスというより、明確な企業戦略を描いて金融サービス業者として参入を図っており、他系列のカード会社以上の意気込みがある。

一般の企業や団体が発行するカードをメーカー系カードという。各メーカーは、車、旅行、パソコンなどそれぞれに強みをもっているため、利用者からすると、それぞれライフスタイルに沿って持つと利便性を得ることができる。JALカード(日本航空)、出光カード(出光石油)、日産フィナンシャルカード(日産自動車)などがよく知られている。メーカー系カードは、個々の会社の独自性に沿ったサービス内容を打ち出しており、特定の商品、サービスで大きな還元を受けられる。

消費者金融業界の状況

アイフルは2・7%増の1兆4516兆円と増加ペースを維持したほか、三洋信販も7・4%増の4153億円と伸ばしている。一般企業の売上高に当たる営業収益でみても武富士(前期比9・1%減)、アコム(同1・8%減)、プロミス(同1・3%減)となったのに対し、アイフルは同3・2%増、三洋信販も同B%増をマークしている。貸付残高で長く首位の座をキープしてきた武富士がついにその地位をアコムに譲り渡した。

武富士の貸付残高は1兆5787億円と前期比5・8%の大幅減となり、アコムの1兆6128億円にはじめて抜かれた。しかしそのアコムも前期比では2・4%のマイナスとなっているほか、4位のプロミスも1・7%の減少(1兆3528億円)といずれも貸付残高を減らすという結果となっている(その後武富士は倒産)。

これまで急成長をほしいままに繁栄してきた消費者金融業界だが、ここにきてマーケット成長に一服感が出てきているとともに、武富士の盗聴事件による創業者一族の退陣やメガバンク・グループによる大手消費者金融会社のM&Aなど、大手を中心に業界地図に大変動が起きつつあるようだ。

-クレジットカード

執筆者:

関連記事

no image

文書提出命令の真実擬制と申立て

・文書提出命令の真実擬制と申立て 第1回の裁判後、法廷で事実上開示を求めても、当事者照会を行っても、貸金業者は態度を全く改めることなく、頑として取引履歴を開示しません。貸金業者が全取引履歴を開示しない …

no image

従前に取引のあったことの証明

貸金業者は、借入れ・返済のあったときは、これを帳簿に記録として残す法律上の義務があるので、借入れ・返済が過去の一時点であったことが証明されれば、その前後の取引を記録した文書を所持していたことは明白にな …

no image

下級審判例取引に中断があった場合に当然充当を認めた判例

下級審判例取引に中断があった場合に当然充当を認めた判例として、商工ローン関係の判例では東京高裁平成14年判決、大阪高裁平成14年1などがあります。サラ金関係では、約2年4カ月の空白期間がある場合に、第 …

no image

販売信用の規模は消費者信用産業全体の約50%を占めている

現在、販売信用はカードショッピングが7割近くを占め、個品割賦は3割程度となっており、さらにカードショッピングが増加傾向にある。ショッピングクレジット(個品割賦)は11兆6669億円でこちらは24%の減 …

no image

過払い金などの当然充当とは何か?

充当の根拠として、貸金業者の約定利息が高利(出資法により29.2%まで可)であることに比べ、借り手側の過払金返還請求の法定金利(5%〜6%)との間には大きな格差があり、衡平の観点からはそれを是正すべき …