子育て

思春期の子供に対する接し方

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思春期特有の反抗期と違う点は、親に対する態度や表情に明らかな怒りや憎しみを見せるという点です。親にやたらと反抗的になる。汚い言葉や乱暴な言葉を口にするようになる、食事をとらない、勉強もしない、ドアを乱暴に閉めたり、部屋が乱雑でグチャグチャになるなど、態度も口調も変わります。

親としては、心から子どものためを思ってやってきたはずなのに、どうしてこんなことになってしまったのかと悔やむ気持ちでいっぱいになるでしょう。親の子どもを思う気持ちにウソ偽りはなく、本当に子どもの幸せのためだけを考えてやってこられたのだと思いますが、どこかですれ違いが起きてしまったのですね。

「自分はもう限界だ」「寂しくて悔しくてたまらないんだ」とサインを出しているのに、そのサインすら「子どもが悪くなった」と捉えられてしまい、心の叫びを無視されてきたという思いも抱えています。

関係を修正していくには

関係を修正していくには、親のほうが、そうさせてしまったのは自分であると自覚し、つらい作業だけれども「何がいたらなかったのか」をさらけ出していくしか方法はありません。もう一度子どもの心の声に耳を傾け、冷え切ってしまった心を時間をかけて温め直していくことしか解決の道はないのです。

食べさせてあげるべき心のご馳走も、サラダやスープやデザートが毎回欠けていてフルコースの満足感を味わわせてあげられなかった。子どもは本当はジュースが飲みたかったのに、親はお水しかあげてこなかった。親に愛情がないわけではなく、子どもを思う気持ちは本物なのに、その親の愛情と子どもがしてほしいことの間に悪離が生じ、それに気づかなかったということなのです。

まず、子どもに話を聞き、気持ちを聞いて心から託びることです。子どもから罵られることを覚悟してそれをすることです。親の知らないところで、そこまでつらい思いをさせてきてしまったことは事実なのですから、そうしたつらさを味わわせてしまったことに対しては素直に「悪かった」と言わなくてはいけないのです。

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