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子育て

失敗を恐れた母親がそれを克服

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自分の子どもがちゃんとしている子に見えるように、がんばって見栄を張ってしまう。もちろんがんばって見栄を張ることも人生において必要なときはあります。でも子育てで見栄を張る必要はまったくありません。大人にしても完璧な人などいないのですから、ましてや完壁に何でもできる子どもなどいるはずはありません。

「失敗」を恐れているお母さんのいかに多いことか。今この子がこんなことすらできないと、私の育て方が悪かったからだと思われてしまうのではないか。このように思って、「しつけや教育がきちんとできていないお母さん」「子育てに失敗しているお母さん」に見られたくないという気持ちを募らせ、自分で自分を苦しくしてしまっている方もいます。またこうしたお母さんほど、ダメなところや失敗を人に知られまいと必死になり、表面を取り緒おうとしがちです。

子どもはできなくて当たり前なのです。子どもができないのはお母さんの子育ての失敗でも、しつけや教育の不備不足でもないのです。それに子どもによかれと思ってやっているのにそれがどうにもうまくいかないときは、隠そうとするよりさらけ出してしまったほうが気持ちはうんとラクです。

挨拶ができない子のままでした

うちの子はご挨拶もできない子だと思われたくなかった私は、いつも娘に代わって真っ先に挨拶をするようにしていたのです。お友達親子と会ったときも『〇ちゃん、こんにちは』と私が先に声をかければ、子どもが挨拶ベタであることを知られずにすみます。けれども、そのため娘はいくつになっても挨拶ができない子のままでした、とある人。

「うちの子、三歳半になるのにまだオムツがとれないのよ。どうしたらいいのかしら?」と言ってしまったほうが、心はラクになれます。ある方の経験ですが、「娘は引っ込み思案で挨拶もよくできない子でした。

あるとき、こんなことを続けて挨拶ができないままだったら、どんなに私が取りつくろおうとも、いつかどこかでバレるに決まっていると気づいたのです。だったらもう全部さらけ出して、うちの子はまだご挨拶もろくにできないのよと言ってしまったほうがいいわと思い、実際そのようにしてみたら、よほどラクであることがわかりました、とのことでした。

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