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新生児はさまざまな感覚が全くわからないのか?

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新生児はこの世界から受け取るさまざまな感覚に全く反応することができないのでしょうか?いいえ。幸いなことに新生児にはそのような欠陥を埋め合わせる特別な機能が生まれつき備わっているのです。生後しばらくの間は、それによってうまく生き延びることができるわけです。

自立した行動をとるためには、肉体的にも精神的にもさらに発達する必要があるのです。例えば、物をつかむために手が付いていることや、母親には乳首があって、それを吸うために口があることなどを知っている必要があるわけです。そのような知識があって初めて、あなたは自立した行動ができるのです。

反射はうまくできたメカニズムです。新生児は音が聞こえる方向に頭を向けます。この自立的な反応は、赤ちゃんが身近にある興味の対象に注意を向けたことを示しています。赤ちゃんのこのような反応は、長年の間、見過ごされてきました。それは音に対する反応がひどく遅いからです。

反応することを学習すると

新生児を寝かせると、自分から呼吸が楽になるように頭を横に向けようとします。この動きは、いわゆる反射によるものです。自分の意志で「さあ、頭を回転させて」と脳に指令を出したわけではありません。意志とは無関係にそんな行動をとったのです。しかし、自分で考えたり自分から反応することを学習すると、反射はすぐに消えてしまいます。

赤ちゃんには吸引反射、とよばれる動作があります。新生児の口は物に触れるとすぐに閉じて、吸う動作を始めます。この反射はお乳を吸う強い力を赤ちゃんに与えてくれるわけですが、必要がなくなれば自然に消えてしまいます。また、押握反射、とよばれる動作もあります。赤ちゃんにあなたの指を握ってもらいたいと思えば、赤ちゃんの手の平をこすってやればよいのです。

音に反応して赤ちゃんが、やっと頭を動かし始めるまで五~六秒はかかりますし、それと分かる動作をするまでに、さらに三〜四秒かかるのです。しかし、このような反応も生後五〜八週目までの間に消えてしまいます。

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