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新生児はさまざまな感覚を区別したり分類できない

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赤ちゃんはあらゆる感覚をありのままに受け取りますが、それを分類することができません。つまり、赤ちゃんはこの世界が異なる感覚神経から送られてくる信号から成り立っていることや、それぞれの感覚が独自のメッセージを運ぶことを理解できない。

私たちはそれぞれの感覚の違いを知っていますし、それを分類することもできますから、感覚神経から送られてくるメッセージを読み取り、それが何であるのか理解することができる。これに対して、新生児はこのような感覚の区別や分類ができない。この世界を一つのまとまった宇宙として、いうならば、たった一つの要素が変わるだけで、たちまちその世界も変化してしまうような感覚の寄せ集めとして認識しているのかもしれません。

新生児はさまざまな感覚を区別したり分類したりできないだけでなく、自分の肉体から生じた感覚と外部からもたらされた感覚との違いを読み取ることもできません。赤ちゃんにとっては、外の世界と自分の肉体は一体化したものであり、外界で生じた事は自分の肉体で生じた事と同じなのです。

そこには確かな理由があった

赤ちゃんはこの世界と自分自身とを一つの物として認識しているので、自分がなぜ泣くのか分からないこともよくある。いずれにせよ、赤ちゃんが大声で泣き出して両親を苛立たせ困らせることがあっても、そこには確かな理由があった。

この世界は嗅覚、視覚(色)、聴覚、味覚、触覚などが大きなひとかたまりになったものかもしれません。近くにどんな人がいようと、どんな物があろうと、赤ちゃんが肉体で感じるものとすべて同じものに感じられ、その世界では煩わしさや飢え、暑さや湿気、疲れ、あるいは美味しさといったさまざまな感覚がふつうに働くのです。

新生児は独自の世界で生きていくために必要な物をすべてもっている。もし、あなたが赤ちゃんと同じように、この世界と自分とを一体化して認識したなら、自分一人では何もできなくなってしまうでしょう。

-子育て

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