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新規カード会社の参入-業界の顔を脅かす存在に

投稿日:2019年9月10日 更新日:

成長余力が高く、イメージアップにも繋がるクレジットカード業界に進出しようと消費者金融は大手(アコム、プロミス、アイフル、三洋信販)をはじめとして活発な動きを見せていた。消費者金融市場は急拡大を遂げたが、その伸びはここにきて鈍化が見え始めている。しかも、不況が深刻化するとともに、多重債務、自己破産などが増えて貸倒償却金が増加し、経営を圧迫し始めたからであった。

また、NTTコミュニケーションズは、ネット決済を安全に遂行するちょコムサービスをつけた提携カードの発行を始めた。NTTドコモは携帯電話料金のカード決済を認めるとともに有力カード会社と組んで提携カードの発行を開始した。また、2004年夏からソニーのFe1iCa(フェリカ)を搭載して決済のできる携帯電話おサイフケータイのサービスをスタートしている。

あと、ファミリーマートやローソンといったコンビニもカード会社を設立し、自社カードの発行をスタートさせた。小口決済はクレジットカードには向かないといわれたものだが、いよいよコンビニで100円、200円単位でカードショッピングができるようになったのである。さらに、イトーヨーカ堂もアイワイカードサービスを立ち上げてカード事業に本格参入を果たした。

ビューカードを発行してカード事業を手がける

JR東日本は、ビューカードを発行してカード事業を手がけているが、2001年11月にIC搭載の乗車券Suicaを発行して話題になった。2003年6月にはこのSuicaにビューカードが合体してクレジットカード付き乗車券View Suicaを発行。このカードを使えば、改札の通過から街のショッピングまで何でもできる。これは通勤客、旅行者の顧客情報を活用したマーケティングが狙いである。

いずれにしろ、参入企業は組織力、ブランド力、資金力でまさるため、今後の躍進は約束されている。その存在は、既存のカード会社にとっては強力なライバル登場と映っている。カード業界の顔となっている銀行系カード会社を脅かす存在になるのも時間はかからないだろう。

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