子育て

真・善・美・宗教などとかかわりのある感情

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子どもに関係することとして、例えば、どのような小学校がよい学校かーという相談をお母さんから受けることがあります。すでに、お母さん自身が決めていて、〇〇小学校はよい学校と聞いていますがーといった話を持ち出すお母さんに、「よい学校といったときのよさは何でしょうか?」と聞き直してみますと、「近所の奥さんからきいたものですから」といった答えが返ってくることがあります。

そこで「その奥さんは、正しい判断のできる方でしょうか?」ときいてみますと、「さあ?」と考え込んでしまうのです。このようなお母さんは、本当のこととは何かを求める気持が非常に弱く、風潮に流されるような人だといえましょう。

情操を定義してみますと、昔からいわれているように、真・善・美・宗教などとかかわりのある感情です。美とは、美しいものに感動する心で、それには、自然の美しさに対する感動もありますし、絵や音楽や文学などの芸術に感動する心もあります。宗教は、いうまでもなく、宗教心ということです。

善というのは、道徳的な人間、つまり、本当の「よい人間」とは何かーと考え、そうした人間になろうと努力する心です。真というのは、科学的・論理的な見方に立って、本当のことは何かを追求しようとする心です。

子どもの情操を高める大きな要素として

子どもの情操を高める大きな要素として、家庭の雰囲気があります。そうした雰囲気は、両親がどのように情操を高めるための努力をしているかにかかってきます。あなたはどのょうな努力をしていますかーときかれたならば、お母さんやお父さんはどのように答えるでしょうか。

四つの要素に分けてみたときに、まず、お母さんやお父さんが、本当のこととは何かを求めて、科学的・論理的に考えようと努力しているかどうかが問題となります。

よい小学校に子どもを入れたい場合には、「よさ」をいろいろの角度から分析してみる必要があります。どのような方法で分析したらよいか、それを検討することも必要です。そうしたことを両親で研究し合って、そしてきちっと考え方を決める必要があります。

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