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説教すると女性に好意を持たれると勘違いしている男

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ずいぶん昔の話になるが、有名作詞家が自分の知識を披露することで基有名性歌手のハートをつかんだ。二人は、恋愛を成就させて結婚した。だが、皮肉なことに、その作詞家が自分の知識と教養を妻に伝え続けようとしたことによって、結婚生活は破局にいたった。

世間には、説教癖のある男性が少なくない。部下の0Lにもキャバクラ嬢にも愛人にも妻にも、懸命に説教をする。そして、そのての男にかぎって、「女は説教をする男になびく」と信じきっているところがある。しかし、それは、大いなるミスコンセプトというものだろう。

「絵を見に行くと、これは何の絵だかわかるかいと聞く。わからないと答えると、「これはバラ戦争を背景にした絵だ。そんなことも知らないようではダメだよ」と言う。しまいには、ノイローゼのようになってしまって」というのが、離婚会見における女性歌手の弁。この一件は、「女性は、教えてくれる男性に傾く」という法則が、男性が勝手に描いた神話であることを物語っている。

どれだけ母親に世話になったかを思い出せば

幼いとき、どれだけ母親に世話になったかを思い出せば、母性がどんなものであるかがわかるはずだ。母性は、どんな女性にも少なからずそなわっている。ためしに、意中の彼女に何かを教えてもらってみるといい。たとえば、彼女がパソコンの名人だとしたら、ちょっとむずかしい検索や情報処理のやり方などを教えてもらうのだ。十中八九、彼女は、きわめて親切に教えてくれるはずだ。そこが、男とは違うところだ。

女とは、じつは、教えられるよりも教えることのほうが好きな動物なのだ。それを意外に思う男性読者には、「女とは、助けられるよりも助けることに喜びを感じる動物である」と言いなおせばピンときてもらえるのではないだろうか?そう、ここで指摘しているのは、「母性」というものの方向。

女には、元来、「かわいそうな人」を助ける喜びがある。それは、自分の喜びを得るためというエゴで地かないのだが、そんなことはかまわない。二人の垣根が越えられれば、それでいいのだから。また、女性に何かを教えてもらうことは、「女性をきちんと尊敬できる男」という印象を相手にあたえることにもなるのである。

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