子育て

親子のつながりや情緒的な心の結びつきが過去に不足していた場合

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親子の間の情緒的な心の結びつきが過去に不足していたことがはっきりすれ努力して下さい。なお、うちの子どもは、いっさいねだることがないーといって、誇らしげにいうお母さんやお父さんがいますが、このような子どもについては、二つのことを考えておく必要がありま。

その一つは、ねだることができないでいる子どもの場合です。それは、ねだることは「悪い子」のすることだと教えられ、親のいうことをきいているための状態です。「買ってあげるから、ほしい物をいいなさい」といっても、「いいの」とか「いらないの」というでしょうが、それは「悪い子」といわれたくないからです。

もう一つは、ねだる必要がないほど、いろいろな玩具やそのほかの物が与えられている場合です。玩具大臣のような子どもは、何もねだる必要がないのです。このまま大きくなると、欲望を統制する力が養われていませんから、いったんねだり始めると、ひどい状態になるでしょう。つまり、暴力をふるってでも欲望をとげようとする子どもに一変することがあります。

厳しいしつけが

厳しいしつけが、子どもの心に冷たく映るか、それを守ろうとする気持になるかは、親子の間の情緒的な心の結びつきを基盤としています。この基盤なしに、しつけばかりに熱心となると、思春期以後になると、家庭離れをしてしまいます。家出もその一つですし、非行に走る恐れもあります。

家庭では、時間の取り決めをする必要があります。帰宅する時間は、その中でも最も大切な取り決めでしょう。それにおくれるようなことがあれば、きちっと電話をかけるという取り決めも必要です。しかも、こうしたきちっとしたしつけも、親子の間の情緒的な結びつきができていなくては、子どもには冷たく響きますし、うるさい親と思うようになってしまいます。

子どもは、過去に植えこまれた「よい子」「悪い子」のわく組みをはずしてあげることが必要です。さもないと、思春期以後になって問題を起こす危険性のあることは、すで欲望については、ほしい物をねだりはするが、期日まで「待つ」こと、また、一定の金額の中で「がまんする」ことのできる子どもが望ましいのです。

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