子育て

親は偉いと思い込むことは危険

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

多くの両親は微慢です。「お母さんだってやってるくせに」などといわれると、頭にきてしまいます。そして、「人のことをっベこベいうな?」と大声をあげるばかりでなく、手を振り上げるかも知れません。真実に対して謙虚な親の姿を子どもに示すことになり、反省ということの意味を教えることになるのです。

お母さんが、「ほらごらんなさいん」と語気荒くしていったとき、「ママだってやっているくせにん」と向き直ってくる子どもがいます。そのときにはどうしたらよいでしょうか。謙虚に自分の行いについて反省する心を持っているお母さんは(お父さんも)、自分も何か物をこわしたことがないかなーと考えてみるでしょう。そうすれば、幾っかの失敗は、必ず思い出せるものです。そうなれば、「そうだねえ、この前は湯呑みをこわしてしまったね。まずかったな」という言葉が口をついてでてくるでしょう。

本当の親の権威は、その人格がどうかということにかかっており、威張る人というのは権威がないからそうするのです。それに反して、謙虚であるという人格には、本当の意味での権威が備わっているわけです。そのような親は、自分の人格には未熟さがたくさんにあることに気づいており、しかも、それを少しでも成熟させようと努力しています。

親はえらいんだと思い込み

親はえらいんだと思い込み、親の権威が傷つけられたという気持になる。親も未熟な人格の持ち主であるということを、すっかり忘れてしまっている。自分のことを反省することを怠ってしまってもいる。

何かの問題が起きたときに、その問題についていろいろと話し合うことが必要です。このように話し合うことが、子どもの思考を多角的にすることに役立ち、自発的に自分の行動を選ぶときに、最もよい行動を選ぶ力を育てているのです。

子どもから指摘されたことに対して、すなおに耳を貸す。本当のすなおとはどういうものかについても、子どもに教える。なお、七〜九歳という年齢が「口答え期」であり、それゆえに「中間反抗期」と呼んでいる。それは、親や先生に対する批判の力が芽ばえ始めていることを意味しているとともに、自分の心に対する反省の力も芽ばえてきていることを意味します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加