子育て

お兄ちゃんなんだから我慢しなさいという言葉

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長男の場合、一家の期待や親の願望を背負わされて、小さい頃から。勉強のできる優等生のいい子、でいることを強いられていることも少なくありません。長女なら弟妹たちのお世話やお母さんの手伝いなどを進んでしてくれる。優しくてまじめないい子、を期待されることが多いでしょう。

きょうだいのいるお家の場合、長男・長女ほど目をかけ、心を向けてあげてほしいと思います。なぜなら、きょうだいの中でお兄ちゃん、お姉ちゃんはいろいろと我慢させられていることが一番多いからです。

実際に長男・長女は親にあまり逆らわない、大人しくてまじめないい子が多いようです。聞き分けもよく、親の言うことも聞いてくれるので親もつい安心して、お兄ちゃん、お姉ちゃんに手をかける時間が少なくなっていきます。でもいい子でいてくれる反面、その心の内は寂しさでいっぱいなのです。

きょうだいゲンカをしたとき

きょうだいゲンカをしたとき、「お兄ちゃんなんだから我慢してあげなさい」「お姉ちゃんなんだからもっと優しくしてあげなさい」と叱られて、理不尽な思いをすることもいっぱいです。子どもは親の愛情は常に平等であってほしいと願っています。叱られるときも平等に叱られたいのです。赤ちゃんのオムツを替えたり、おっぱいや離乳食をあげたりといったお世話は、極端に言えばお母さんではなく、他の人がやったって問題ありません。

下の子ができてから上の子の赤ちゃん返りが激しくなったという話もよく耳にします。二歳、三歳のたっぷり甘えたい時期に、お母さんの温かなひざの上を赤ちゃんに奪われてしまい、お母さんも赤ちゃんの世話に忙しくて気持ちを自分に向けてくれない。寂しい思いを抱えても、「お兄ちゃん、お姉ちゃんだから」と言われてしまって、その寂しさをグッと我慢して大きくなっていくのが長男、長女です。

しかし上の子の寂しさを埋めてあげられるのはお母さんしかいないのです。表面的には寂しそうに見えなくても、日頃からお母さんのひざの片方はお兄ちゃん、お姉ちゃんのためにあけてあげてほしいと思います。

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