スポーツブログ

色々な情報を提供しています。

子育て

そのときのお母さんの気持ちを想像してみること

投稿日:

ある男性のご相談者。小さい頃、お父さんに連れられてお祭りに行き、帰りにオモチャを買ってもらったそうです。それがうれしくて帰ってからお母さんにオモチャを見せたところ、お母さんは「よかったね」と言ってくれるどころか、黙って手をバシンとはたいたのだそうです。わかったのは、お母さんも寂しかったということでした。そのお家は商家で、しかも小始もいる大家族でした。

お母さんはずっと自分を殺して嫁ぎ先の家族のために働いてきたのね。あなたがオモチャをうれしそうに見せたとき、その思いが噴き出してしまったの。私はこんなにつらい思いをしているのに、あなただけ物を買ってもらってって。あなたもつらかったけれど、そのときのお母さんの心境を考えてあげましょうよ。

結婚はしたいのに、女性不信があってできない。それが自分でもつらいと言う。オモチャも床に落ちて壊れてしまいました。その思い出が心の傷となって、お母さんのことが大嫌いになり、女性そのものが大嫌いになってしまったということでした。

そのときの親がどのような状況だったのか

そのときの親がどのような状況だったのか、どうして子どもにそんなことをしたのか、そこにはそうせざるを得ない何かがあったのだと思います。それを考え、そのときのお母さんの気持ちを想像してみることで、親を認め、許していくことができるようになることもあります。とくに親がすでに亡くなってしまっている方は、直接親に気持ちをぶっけてわだかまりを解消するということができません。

その中でお母さんは家のことをすべて切り盛りし、遊びに行くことも、お父さんと一緒に出かけることもなく、何かを買ってもらったことも一度もなかった。つらい思いを耐えてきて、その気持ちを出して甘えられるのはあなたしかいなかったのよ。あなたに甘えたくてそういうことをしてしまったの。それを聞きながら、その方はポロポロと涙をこぼされていました。でもそのことで何かが吹っ切れたのでしょう。その後いい結婚をされました。

-子育て

執筆者:

関連記事

no image

子供の甘えを受け入れられないのはよくない

お母さんとの関係は、「人見知り」が始まってから、だんだんと緊密になっていきます。他の家族より、お母さんに寄りすがることを好むでしょう。それを受け入れることによって、お母さんのよいイメージが子どもの心に …

no image

子どもの力を信じることが必要

西ドイツでは、クリスマスツリーを買ってもらった子どもは、ときどき手を休めながらも、その木を家にまで運んでいきました。お母さんは、「がんばれ」といった顔つきで、腕を組んだままそばについて歩いています。日 …

no image

叱る親を子供が嫌いになってしまったら

「させよう、させよう」と事柄ばかり重視し、厳しくしっかりしっけていこうという思いをもつのは、それはそれで親の愛情のひとつの表れでしょう。とても愛情のあるお父さん、お母さんだと思います。でも叱ったり、命 …

no image

三つ子の魂百までを考えた子育て

「三つ子の魂百まで」ではありませんが、親子関係をつくり、子どもの心の土台をつくるうえで三歳までは基礎固めとなる大事な時期です。したがって、とにかく三歳までは気絶するほど甘えさせてあげましょう。 「お母 …

no image

口を出さないという教育

「まかせる」という教育は、子どもがしていることをじっと見つめながら、口を出さない、手を貸さない教育です。子どもを見ていると、その行動には未熟な面がたくさんにありますので、つい口を出したり手を貸したりす …