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ニューヨークタイムズの特集で一年以上前に起こった事件を認めた

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元ハーパース・バザー編集長ケイト・ベッツは、ひと悶着あった末に、ニューヨーク・タイムズ二〇〇二年三月某日の特集で、一年以上前に起こった事件を認めた。キースターは、写真がより正常に見えるように、ウェストと脚を少し太めに修整させていたという。というのも、モデル・エージェンシーでサイズ四より大きいモデルを見つけるのは至難の業だ。当時、ブリジット・ジョーンズの日記の役作りで体重を増やしたレニー・ゼルウィガーを、太りすぎを理由に表紙モデルから下ろしていたというのだ。

記事からわずか四カ月後、すでに何キロも絞り落としたゼルウィガーがやっとバザーの表紙に登場した。表紙には演技力と才能に溢れた女優を使いたかったのだが、結局、決定を左右したのは見栄えだった。そんなにもっまらない偏狭な基準で人間を判断するなんて間違っているし、後悔するのは目に見えていた。

買う側にとってもそれが大事なのだった

二〇〇二年四月には、長年サイズ六を超える女性は絶対に登場させないと思われていたヴォーグ(有名なオプラ・ウインフリーの表紙は別だが)がついに妥協して、より肉付きのいい体型も取り上げることにした。新しいエデイターのグレンダ・ベイリーは、ベッツがボツにした写真を記事中でも数枚使っており、自分としてはこの頃のゼルウィガーもちっとも太っていなかったと思うと述べている。だが、そんな彼女も、もちろん表紙には慶せたレニーを使っていたし、ニュース・スタンドで雑誌を買う側にとってもそれが大事なのだった。

かつては太ったエディターはおそらく雇わないと言ってはばからなかったアナ・ウィンター編集長も、この時はニューヨーク・ポストにこんなコメントを寄せている。特集記事に、小柄なボディビルダーと一緒に、肉感的なシェフとしてテレビでも有名なナイジェラ・ローソンや、プラス・サイズ・モデルのケイト・ディロンといったかなり背の高い女性、それに、超スキニーなジョーン・デイディオンからまるで彫像のような一メートル九〇センチの社交界の花形アレクサンドラ・シュレシンジャーまで、あらゆる体型の女性たちを登場させた。

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