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モトクロスで使う筋肉のトレーニング法

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プロの鍛練は、握力機を使って行うという。これはオートバイのハンドルを台に固定し、ブレーキ、クラッチ、アクセルの各ワイヤーを強力なスプリングで引っ張る構造になっており、オートバイに乗る感覚で握力を強化しようというもの。それにスプリングの強いものと弱いものと2セットがあり、各自の握力に応じてトレーニングできる2段構えだ。目標は強力なほうで100回。これだけできればいい。

モトクロスになると握力が弱いのは致命傷。ジャンプありギャップありの極悪路をハイスピードでぶっ飛ばすのだから、ハンドルをしっかりホールドできなければ人間だけが吹っ飛んでいくことになる。では握力はいったいどれくらいあればいいかいうことになるが、左右とも40kg極くらいあればいい。だが、これはあくまで一応の目安と考えてもらいたい。というのは握力がいくらあっても持続力がともなっていなければ意味がないからだ。握力を長時間維持できる、これが大切なことなのだ。

器具のないときはゴムマリを2個用意する。そして両腕を前方に伸ばしてゴムマリを握り、指を開いたり閉じたりする。目標は1000回。はじめは100回をメドにアップしていくのだ。1000回を余裕を持ってできるょうになったらレベルを引き上げる。そこまでくれば握力は合格。

背筋はモトクロスではとくに使う

また、背筋力を鍛える。背筋はモトクロスではとくに使う。ジャンプではリアから着地するまでにフロントを引き上げなければならないし、上半身を安定させるためには背筋力が強くなければならない。レースでなくても同じこと。林道ツーリングなどでは中腰姿勢を取ることが多く、しかも丸太や岩などの障害物を越えるときはフロントを持ち上げるだけの背筋力が要求される。

オートバイを乗りこなすのに最も大切なのは下半身のバネだが、そればかり鍛えても意味がない。下半身だけがしっかりしていて、上半身がチョナョしていたのではとうていベストライディングが望めないのは、だれの目にも明らか。下半身の強力なバネを生かすしっかりした上半身があってはじめてオートバイを乗りこなせる。

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