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モテる人を真似してみよう

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爆笑問題の太田光氏は、若いころから立川談志氏にあこがれていて、談志師匠の声の出し方、間の取り方、表情の動かし方をマネしまくっていたという。日本テレビアナウンサーのジャストミート福澤氏などは、あきらかに古館伊知郎氏のコピーと思われる語りをつらぬいているうちに、いつの間にかそれなりに一家を成してしまった。

『グリーン・ディスティニー』で一躍ハリウッドのトップスターとなったチョウ・ユンファは、若いころは小林旭の大ファンだったという。「ギターを抱いた渡り鳥」の小林旭の表情や身のこなしを徹底的にコピーした成果が、ユンファの出世作、男たちの擁歌に結実したというのは、知る人ぞ知るエピソードである。

古い例になるが、アメリカの人気ドラマ『コンバット』のサンダース軍曹役でハマリにハマったビッグ・モローは、往年のギャング映画スター、ジェームス・キャグニーの完全コピーから出発していたという。そんなわけだから、自分のキャラによほど自信がない場合は、モテる男をコピーしてみるのも、一つの手であることはまちがいない。

何かの特別な要素を持っている

モテる男は、ビジュアルとは別次元のところで何かの特別な要素を持っている。「少年のような笑みを浮かべる」「ときどきマブしそうに目を細めて黙る」「ウイスキーのグラスを回す指遣いが優雅」「歩き方がシャンとしている」「トボケた口調に不思議な落ち着きがある」ー。などなど、その人固有のキャラが生み出すモテる要素というのは、おそろしく細かいことであったりする。

顔が似ていないとかは気にしてはならない。かつて奇面男優、といわれた故・川谷拓三も、愛すべき天然のシャイ、という共通点をもって和製ジェームス・ディーン、と呼ばれたことがあるくらいなのだから。

女とは、観察の動物である。ほとんどすべての女が、細菌学者のような観察の目を持っている。だから、ちょっとしたことで男を嫌いになるし、ちょっとしたことで男を好きにもなるのだ。こうした女性の性向は、ビジュアルと肩書にめぐまれない男性にとっては大きな福竜になるだろう。

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