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クレジットカード

三井住友銀行フィナンシャルグループなどの業界の構図

投稿日:2019年9月9日 更新日:

三井住友フィナンシャルグループは、規模では三菱・UFJ連合には負けるが、核となる三井住友カードは、持ち株会社内では三井住友銀行と同等の立場で発言力が強い。銀行との強力なタッグでカードサービスの充実に邁進している。みずほフィナンシャルグループは、関係の深いクレディセゾンとの全面提携を選択。カード発行はクレディセゾンでまとめ、UCカードは加盟店開拓やバックヤード部門を担当するといった棲み分けを明確に打ち出した。これはカード会社の合併による時間のロスを避けるためである。

NICOS買収はその典型で、一時はUFJカードとの合併を予定し、UFJニコスカードが誕生する寸前までいった。業界全体が03~04年にかけて再編・統合が加速していたその嵐の中心にいるのがUFJグループ。同グループの戦略は、既存のカード会社との関係を深めたり、買収して、会員数を増やし、その多さで銀行の口座数を増やそうとしていた。

しかし、その思惑もUFJグループの三菱東京フィナンシャルグループとの統合によって崩れ、同グループの傘下に入ることになった。その結果、三菱東京フィナンシャルグループは、数多くのカード会社と消費者金融を抱えることになったのである。

グループの金融商品の販売に活用できるメリットも

クレジットカードなら顧客の購買データが蓄積されるから、それをグループの金融商品の販売に活用できるメリットもある。そのため、各グループともクレジットカードをリテール戦略の中核に組み込もうとしており、金融グループの優劣はカード会社の体力・質が決定するとまでいわれだした。

企業向け貸出しが伸び悩むなかで、個人向け取引(リテール)に向かわざるをえない銀行が、最も頼りとするのが消費者の生活に直結したクレジットカードである。給与振込という入口とショッピング(消費)という出口を押さえることで、個人のお金の流れをトータルに捉えることができる(三井住友カード)。

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