スポーツブログ

色々な情報を提供しています。

ファッション

マネキンと同じスタイルの女性がいたら痩せすぎ?

投稿日:2019年9月1日 更新日:

多くの摂食障害患者組織が、現代のマネキンと同じプロポーションの女性がいたら痩せすぎで生理も止まってしまうはずだと言っている。もちろん、ニーマン・マーカスのスレンダーなマネキンのそばを通ったからといって、無理やりトウインキーを吐き出したりはしない。だが、店頭のダミーたちは、私たちの思う完璧な体を映し出してもいるし(それらは流行の体型に合わせて作られる)、そういう知覚に影響を及ぼしてもいる(私たちは見たもののようになりたがる)。

一九五〇年には、マネキンも生身の女性も、ヒップの平均寸法は同じ八六センチだった。それが、一九九〇年頃には、生身の女性が平均九四センチであるのに対してマネキンのほうはわずか七九センチと、一五センチもの開きができてしまっていた。現実問題として、ファッション・ショーのモデルがあり得ないほど痩せていることはないが、マネキンのほうはえてしてそういうことがある。マネキンのサイズがあまりにモデルみたい、で現実的でない、という苦情は多いですね。

服というのは極細体型のほうが映えるもの

ジョージア州アトランタにある、レッドボー・マネキン・サービス社の創立者、ボブ・ボーディンが言う。大勢のデザイナーが強調するように、服というのは極細体型のほうが映えるものである。プラス・サイズのマネキンは、背が高くて肩幅が広く、胸が大きく、脚が太くなる傾向がある。それでも、いい形に仕上がってて、太ってる、って感じじゃない。マネキンは、現実ではなく欲望を映し出そうという考え方でデザインされてるんじゃないでしょうか。マネキンは、絶えずこのことを思い起こさせ、ファッションの内にある残酷さを思い出させてくれる存在なのだ。

でも、マネキンは男女ともそれが当たり前になってるみたいです。生身の人間とは違って、完璧な寸法なんですよ。女のほうは胸が小さく、男のほうはお腹が出ていない筋肉質の胴体になりがちですね。完璧なプロポーションのマネキンが着た服を見たお客さんは、あんなドレスやスーツを着たら自分もああいう風に見えるかも、という気になるでしょう。

-ファッション

執筆者:

関連記事

no image

アパレル製造業の労働問題

組合結成をにおわせたり、組合加入の動きを少しでも見せたりすれば、メーカーや小売業者からは一切仕事がもらえなくなってしまう。だから、ここでは絶対に組合化なんてものは起こり得ないんですよ。既存の組合にして …

no image

アメリカでは数多くの大手企業が反スウェットショップ活動

一九九〇年代半ば、アメリカでは数多くの大手企業が反スウェットショップ活動家に噛み付かれた。そのひとつがジーンズ・メーカーのゲスである。一九九六年、ロサンゼルスに本社を置くこの会社の請負業者五社が、労働 …

no image

ゴーストタウンに成り果ててしまった

「まあ当たり前のことですが、大家の方では自分の持っている不動産からできるだけ多額の金を引き出したいと思っています。そして、アパレル・メーカーからは一平米当たり一〇〇ないし一五〇ドル程度の家賃しか取れな …

no image

ウォルマートではなくキャシー・リー自身に非難の矛先が向けられた

キャシー・リーの仕事場マンハッタンのテレビ・スタジオが集まるエリアーの目と鼻の先にあるスウェットショップで、彼女のブランドのブラウス五万枚が完成したばかり。この知らせを受けた彼女は、体調が悪いというコ …

no image

リーバイス製品を見るととても誇らしく思った

問題の根底にあるのは、アメリカ・メキシコ・カナダ間で関税や輸出入量の割当を段階的に廃止していく北米自由貿易協定(NAFTA)のような自由貿易協定である。一九九九年の『ネーション』誌の記事によれば、アメ …