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急ブレーキでエンストしたらバイクを降りて道のわきに寄せる

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急ブレーキでエンストすることはじつに多いが、まずオートバイから降りて道のわきに寄せる。そこでゆっくりキックする。さいわい現在のオートバイはほとんどが、ギアをニュートラルにしなくてもクラッチを握ればキックできるプライマリー方式。急ブレーキでトップのまま停止してもそのままで始動ができる。これでもかからない場合はプラグがかぶる、すなわちガソリンで湿って状態になっていることが多い。そんなときはスロットルをいっばいに開ける。キャブから空気を大量に吸わせることによりプラグの湿りをとってやるわけだ。

とくに街中で、しかも混雑しているときにエンストしたら、気ばかりあせってなかなスタートしない。セルモーターがついていれば、などと思っても、その場ではどうにもらない。他のクルマからは白い目で見られるし、ふんだりけったりだ。こういったときは、あわてないことが最も大切。あわてているとますますかからなくなるもの。

プラグがベタベタに濡れていなければ

また、転倒したマシンを起こすのは大変な作業だが、こればかりはイヤだからやらないというわけにはいかない。もし倒れたら、起こす方法はふたつ。そのひとつはオーソドックスなもので、マシンの倒れた方向からハンドルとシート下のグリップを持ち、抱きかかえるように引き上げるやり方。腰を入れて両足をふんばって起こしてやるのだが、このときはマシンと体を離さないことが大切だ。

ガソリンでプラグがベタベタに濡れていなければ、これでたいていはスタートできるはずだが、それでもダメならプラグをはずしてウエスで拭いてやる。いずれにしろエンストしてもあわてないことが最も大切なこと。早くかけようとあせればあせるほどかからないものだ。エンストしたらオートバイを道のわきに寄せて、そこでエンジンをかけるという心がまえを持ちたい。そこでエンジンをかけて再スタートしても、信号の多い市街地では、エンストせずに走ったのとさほど到着時間に差はないはずだ。

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