スポーツブログ

色々な情報を提供しています。

子育て

強制は子どもを抑圧する

投稿日:

六歳になるまで、非常に少食で、体重も十四キロという子どもを治療したことがあります、というある人。お母さんが食べさせることが多かったので、著を使う技術も習得していなかったからです。そこで、一年かかって食欲を取り戻す計画を立て、学校も一年おくらせることにしました。

その子は未熟児で生まれましたので、出生直後より強制栄養(鼻から管を胃に入れて、ミルクを注ぎ込む方法)を受けました。その後、家庭においてもお母さんが熱心に飲食物を詰め込んでいたのです。そして、一歳前後には、完全な食欲不振児になっていました。私がその子どもと生活をともにしたときには、三口か四口の食べ物を食べるにも、時間が長くかかりましたし、ぼろぼろとこぼすことが多い状態でした。

焦っているお母さんは、もう一口ーといった具合に、スプーンに食べ物を盛って与えます。それを食べてくれると、もう一口ーと欲張ってしまいます。これを続けていると、子どもはだんだんと食べることに興味がなくなってしまいます。本格的な食欲不振児になってしまうのです。

「個性」や食欲の「個性」を尊重する

からだの発育の「個性」や食欲の「個性」を尊重するということは、決してむりに食べさせようとしないことです。子どもの食欲に応じて、子どもが「もうたくさん」という態度を示したならば、いさぎよく食事を終えて片づけてしまうことです。食事の量が少ない子どもは、しばしばやせています。やせているから、食欲がさかんでないのかも知れません。つまり、食欲にも「個性」があるといえましょう。それを尊重してほしいのです。

初めは、三口か四口食べる程度の量にしました。それが余りに少ないで、子どもはびっくりしたようです。それでも、一口しか食べなかったので、そのまま片づてしまったのです。そのために、体重が減り始め、お母さんの心配が強くなり、ぐったりしてしまったなどの報告がありましたが、それはお母さんの心配が極度になったからだったようです。

-子育て

執筆者:

関連記事

no image

母親や父親が動物嫌い

動物には、小鳥にせよ、犬や猫にせよ、餌を与えなければなりません。お腹をすかせてはかわいそうです。また、寒い思いをさせてもかわいそうです。お腹がすいていないか、寒い思いをしていないか、さらには、洪しくな …

no image

自分はどういう親から生まれてきたのかを整理する作業

数えることすらできないほどの数の祖先たちの論が紡がれ、あなたは存在している。あなた自身もその命のリレーの紡ぎ手なのです。それだけでもあなたがこの世に存在する大きな大きな意義があります。親がいたからこそ …

no image

肌の触れ合いによって気持が落ちつく赤ん坊

生後二、三カ月もすると、いわゆる抱きぐせがつく状態が現われますが、これは、抱かれることの快さを味わったからです。子どもは、生まれながらにして、肌のふれ合いを求めているといってもよいでしょう。その点で母 …

no image

赤ちゃんは危険な物でもすぐに魅力を感じるので注意

赤ちゃんのいたずらに耐えるように家の中を片付けておく。赤ちゃんは危険な物でも、すぐに魅力を感じるので注意して下さい。電気のコンセントや排水管、犬の口など、どんな物でもそこに穴やすき間があれば、舌を入れ …

no image

自分を受け入れることができるようになると

自分はかけがえのない存在であると丸ごと自分を受け入れることができるということは、自分のやっていることはすべてOKであるという価値観がもてるようになるということです。こういう子は自分をとても大事にするこ …