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子育て

きょうだい関係の尺度を作り上げること

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最も好ましくない父親像は、自分中心の行動の多い父親です。このような父親は、妻に対する「思いやり」もなく、子どもに対する「責任」も持とうとしません。しかも、外で浮気をしているようなことがあれば、妻を嘆かせるとともに、一家を暗いものにしてしまいます。子どもたちの情緒は、絶えず不安定になっていますから、いつ問題行動を起こすか、非常に心配です。

男の子の中には、お父さんを見習って、だんだんと怠け者になっていく者もあります。家庭にいるときに、子どもの手本となるような行動については、これからいろいろと考えてみる必要があります。問題児がそのような家庭からできるという例を、これまでたくさん見てきました。妻君のみでなく、子どもを犠牲にしているといえましょう。

また、きょうだい関係を作り上げるためには、いずれの子どもも、自分はお母さんからもお父さんからも可愛がられているのだ、という信頼感をもっていることが前提となります。そのためには、子どもの年齢を考えながら、平等に扱う努力が必要となります。

子どもの人格形成にとって重要な役割

きょうだいは、子どもの人格形成にとって重要な役割を演じています。大人になってから、お互いに助け合って困難を切り抜けることもできる、頼りになる存在だといえましょう。しょっちゅう家の中では「けんか」をしていますが、姿が見えないと心配したり、家庭外に出るとかばい合ったりして、その根本のところでは仲がよいことがわかります。

例えば、上の子が三、四歳以下のときに下の子が生まれた場合、どうしたらよいでしよう。よく「お兄ちゃんになったでしょ」などといいくるめようとします。しかし、兄らしさ・姉らしさの気持の芽ばえは、四歳すぎないと発達してこないことを知っている必要があります。このことを知っていれば、「お姉ちゃんになったでしょ」ということはあっても、強制するようなことはしません。平等というのは、同じに扱うという意味ではありません。きちっと、子どもの発達を考えての扱いをすることです。

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