クレジットカード

クレジット産業はその成長性が注目されている数少ない分野

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不況が長引き、低迷を余儀なくされる産業が多いなか、クレジット産業はその成長性が注目されている数少ない分野だ。販売信用のうち、クレジットカードによる支払いはカードショッピングと呼ばれて、販売信用の中心に位置しているが、カードを使わない、いわゆる個品割賦(ショッピングクレジット)という分野もあり、これは、家電量販店や家具店で大きな買い物をするときに分割指定を利用する、あの月賦払いのことを指し、こちらも一定の取扱高を保っている。不況が長引き、低迷を余儀なくされる産業が多い中で、この消費者信用産業は好調を続ける数少ない分野だ。

現在、消費者信用産業の牽引役となっているのはクレジットカードであるが、その発行枚数は2億5400万枚(2003年3月末)とおよそ日本人全員がほぼ2枚のクレジットカードを所有している計算となる。クレジットカード発行枚数は1992年の時点では2億1452万枚であったものが、10年間で約4000万枚、約18%拡大している。また、ショッピングとキャッシングをあわせたカード取扱高でみても、92年は18兆2384億円であったものが、2002年には32兆2781億円と、10年間で約77%もの拡大となっている。

消費者信用産業の規模を示す数値の信用供与額

消費者信用産業の規模を示す数値の信用供与額は、日本クレジット産業協会の調べによれば、2002年には3兆8225億円という膨大な規模の市場となっていた。同時期のGDP(国内総生産)の497兆2031億円と比べるとその約15%、また家計最終消費に対して約26・2%を占めており、すでに個人消費の4分の1強はなんらかの形で消費者信用関連となっている。

消費者を対象とした金融サービス・ビジネス全体を消費者信用(ConsumerCredit)産業というが、このうち商品やサービスを後払いで販売することを販売信用(SalesFinance)、キャッシングやローンでお金を貸し付けることを消費者金融(ConsumerFinance)と呼んでいる。

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