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彼から個人主義者と言われてしまった

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私は個人主義者なのだそうです、と語るある女性。なんとなくわかります、彼の言っている意味は。私は最終的には自分が一番かわいいのです。価値観もすべて自分のものに依っています。

先日、彼といつものように喫茶店で話していました。そのとき彼がつぶやいた言葉、きみって個人主義者だね。けっきょく僕のことは最終的には、なんの意味も持たないんだなが重く私の心にのしかかっています。

考えてみれば、私は他人の話をちゃんと聞いたあげく、やっぱり最後は自分のことを語っています。でも決してわがまま放題に生きているつもりはないし、彼のことも大切に思っているのです。個人主義って本当に悪なのですか?、とのこと

世の中にはー主義という言葉がいっぱい転がっていますが、厳密にチェックするとおのおのフイールドが限定されてるわけです。ですから、民主主義と個人主義とどちらが正しい、という質問には答えは出ないのです。フィールドが違うので比較の対象にならないわけです。

個人の幸福を追求するという考え

個人主義とは、資本主義や社会主義と肩を並べるような意味での主義ではありません。同じようにー主義を名乗っていますが、個人主義は経済理念に基づく思想体系ではないからです。同様に、実存主義や虚無主義(ニヒリズム)とも親類関係にはありません。これらは、哲学、あるいは文学における用語だからです。

個人主義とは、個人の幸福を追求するという考えです。私は塾に通わなければいというのが個人主義なわけです。そのため、全体がないがしろにされてもやむをえけないから、今日の生徒総会は欠席します、私は、全体主義より個人主義を好みます。全体主義はファッションです。独裁者の出現を予感させるからです。それに、個人は一人一人別個のものなのに、全体に統一するのは無理というものに思われてなりません。

猫と歯ブラシとどちらが好き?と聞かれても答えようがないように。個人主義と比較できるのは、その反対語である全体主義だけです。全体主義とは、全体の幸福のために、個人の幸福を犠牲にする考えです。つまり、国が争で勝利を得たいがため、一家のお父さんが家庭の団業を捨てて前線に駆り出されるということなのです。

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