子育て

事柄・事項にだけ答えてもダメ

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「こうしたらいいんじゃない?」と子どもなりに考えて提案してきたことに、「そんなの無理に決まっているじゃないの」「何をバカなこと言っているの」「できっこないのに、そんなこと言わないの!」と言い放てば、子どもは親を大嫌いになっていくでしょう。これでは対話も何もありません。

子どもが何かを言ってきたり、要求してきたときの親の第一声が「ダメ」「いけない」「わがままを言うな」である場合が本当に少なくありません。子どもが何か悔しい思いをして帰ってきて「こんなことがあったんだ」と話し出した途端、「それはあなたが間違っている。その考え方は違う」と否定から入れば、子どもは頭に来ます。悔しくて、二度と親に話したくないと思うでしょう。

「私は子どもとちゃんと対話している」と言う親御さんの多くは、「東京はどっち?」と聞かれて、「東京はあっちだよ」と丁寧にわかりやすく伝えれば、それで子どもの気持ちは満足すると思い込んでいる方が大勢です。でもそれは見えていること、聞こえたこと、その事柄にだけ一方的に答えてあげているに過ぎません。

事柄に対してだけ答えてあげているうちは

事柄に対してだけ答えてあげているうちは、まだ本当の対話にはなっていない。そのときのその子の気持ちはどういう気持ちなのか、思いや感情まで聞き出して、それを言葉で表してあげてはじめて対話になる。

子どもの気持ちに気づかず、校長先生の思いが優先してしまっています。事柄をどうするかしか考えず、子どもの気持ちを理解し、汲み取るということをしてあげなければ、子どもは放り投げられた気持ちになり、「お父さん、お母さんは何でも知っていて、何でもできて立派だけれど、あんまり好きじゃない」となり、親に甘えなくなっていきます。甘えられ、甘えさせてあげる関係が徐々に閉ざされることになっていくのです。

対話とは、気持ちの部分を汲み取ってあげることから始まります。あくまでも自分の思いより子どもの思いを大切に。「よく考えたわね。ありがと。ママを助けょうとしてくれたのね」と言って耳を傾けてあげる。それをしてあげることで子どもは本当に甘えられているという思いをもっことができます。

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