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言霊の力や効果

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日本語には言葉としてのパワーがあるのだろうと思う。「言霊」という表現があるように、古来、日本人は言葉に宿る力を大切に考えてきました。日本人は直感力に優れ、言葉にエネルギーを与えたといわれています。子育てにも日本語ならではの情感、日本語がもたらす感性を大事にし、活かしていくことを意識していくことも大切ではないかと思います。

「しみじみと秋を感じる」のしみじみや、「しずしずと歩きなさい」のしずしずも、本来の意味はわからなくても音(おん)を聞くだけで状況がスッと理解できてしまいます。英語で「しみじみ」は、心からそう思うというときの使い方、感概深いという思いを表したいときの言い方、もの静かな状況で使いたいときの使い方と、状況や状態でいくつも言い方が分かれますが、日本語では「しみじみ」ひとつで通じてしまいますし、小さな子でも何となくどのようなものかを知っています。それは代々受け継ぐ細胞が記憶しているからだと思えてなりません。

感性に響くような言葉で

「今日のお月様は牙え牙えとしているね」「お花の香りってかぐわしいね」「〇ちゃんとケンカしちゃったの?それは切ないねえ」「深呼吸すると漂とした冬のにおいがするよ」「テストで失敗しちゃったなんてやるせないねえ」このように子どもと会話ができたら、子どもの中の感性も大きく育まれていくことでしょう。

せっかく情感豊かな表現を数多くもつ言語を母国語としてもっているのです。言葉のエネルギーを感じさせない記号のような言葉ではなく、感性に響くような言葉でぜひ子どもに話しかけてあげてほしいと思います。

言葉とは、その人しかもっていない大事な道具です。子ともを甘えさせられる大切な「親である私の道具」なのです。手その道具を使いこなせないことは非常にもったいないことですし、音が出なくなるような状態にしたままにしておくのは宝の持ち腐れになってしまいます。子どもを嘆き悲しませたり、怒りを育ててしまうような道具であってもいけません。

-子育て

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