子育て

子供の意欲-危険に挑戦しようとする気持ち

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お母さんやお父さんは、けがをされては困るという気持から、子どもの冒険をとめるでしょうが、冒険によって生ずる小さなけがは、大きなけがを防ぐのに役立ちます。このことは二十年余りにわたって実施してきたわれわれの合宿の体験からいえることです、とある専門家。

意欲のある子どもは、耳を貸さずに、危険に挑戦しようとするでしょう。そうなると、親のいうことをきかない「悪い子」というレッテルを貼ってしまうでしょう。一方、親のいうことをすぐにきいて、危険な遊びをやめてしまう子どもは「よい子」といってほめられるでしょうが、自発性の発達はとまってしまう。

友だちとの遠出は、とめるだけではマイナス。七〜九歳のころに、友だちと連れ立って、遠出をすることがあります。夜になっても帰ってこないので、お母さんの心配が極限に達することもあり、警察へ届けたお母さんもあるほどです。

合宿に参加した小学生たちは

合宿に参加した小学生たちは、小さなけがはたくさんしましたが、大きなけがは一つもしませんでした、とのこと。しかも、小さなけがをする子どもは、非常にいきいきと活動している子どもであることがわかりました。そこで、けがを恐れて、冒険をとめてはならないー冒険の体験を通じて、大きなけがをしないような子どもにしようーという考え方になったのです。さもないと、自発性の発達はとまってしまう危険性があるからです。

こうした探検も、自発性の順調に発達している子どもに現われる行動の一つであるからです。それをまず、認めてあげなければなりません。しかし、お母さんが非常に心配をしたことは、きちっと話します。そして、親を心配させないようにして探検するにはどうしたらよいかを考えさせましょう。

子どもはケロッとした顔で帰ってくるでしょう。そうなると、頭にきたお母さんは、子どもを叩きたくもなるでしょう。しかし、その前に気持を鎮める必要があります。それは、自発性の発達が順調に行われている子どもだという証拠を示してくれたのですから。つまり、探検をしてきたのです。

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