子育て

山登りなどの経験のない子供

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ある合宿での話。初めはなかなかそれに応じなかったそうですが、だんだんにお母さんといっしょになって泥遊びを楽しむことができるようになり、ついに戸外で遊ぶことを楽しめるようになると、次々とお友だちが遊びにきて、いっしょに遊ぶ楽しみも味わうことのできる子どもに変った。

泥遊びの経験は全くない。その代り、本はたくさん買い与えた。思春期になって問題を起こす危険性のあることはますますはっきりしました。そのことをお母さんに告げ、まず、泥んこ遊びから始めることにしました。大へん賢明なお母さんであったので、自分から進んでジーパンをはき、はだしになって庭の土を掘り返したりしました。そして、その子を誘ったのです。

もちろん、ハイキングや山のぼりをしたことも少なく、ハイキングをしたことがあっても何となく面白くなかったそうです。小学生を対象とした合宿では、ハイキングの日がありましたが、かなり急な崖をのぼる箇所がありました。かんたんにはのぼれないのです。

ちょっとした出っ張りに足をかけ、つる草などに手をかけて、自分のからだを引っ張りあげなければ、次のステップに移れないのです。このような崖に直面したときに、過去において似たような体験をしてきた子どもは、器用にどんどんのぼってしまいます。

生活をいきいきと楽しむ子どもに

翌年も、合宿に参加したのですが、どんどんと戸外に出て、お友だちといっしょにトンボをとったり木のぼりもしたりして、生活をいきいきと楽しむ子どもに変っていました、とのこと。

お母さんの中には、戸外に出ることを面倒がる人がいます。とくに高層のアパートの上の階に住んでいると、いっそう不精になり、その巻きぞえをくっている子どもがいます。

お母さんやお父さんがあまり運動するのが好きでないという場合にも、子どもは運動に興味がありません。登校拒否になった子どもの中のかなりの数の子どもが、お父さんと戸外に出て遊んだ経験がないと述べています。

本などを夢中になって読んでいると、世話もやけないし、戸外での危険から守ることができるものですから、そのままにしておくことが多くなりますが、子どもは運動の経験がないままに大きくなってしまいます。

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