子育て

子どもとゆっくりつき合うよいチャンス

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下の子が寝ているときに、十分に相手をしてあげることが必要です。また、就寝の時間になっているのに、なかなか寝床に入ろうとしないときには、「早く寝なさい」などといって叱らずに、子どもとゆっくりつき合うよいチャンスにしてほしいのです。

上の子が下の子をいじめても、それを「悪い子」のすることだといって責めないことがいかに大切か。下の子は、上の子からいじめられはするけれども、いろいろなことを教えられて、得もしているのです。しかし、そのいじめ方がひどいときには、お母さんが下の子の方に手を奪われて、上の子をおろそかに扱っていることを反省してみなければならないのです。

お母さんにしてみれば、二人の子どもから解放されて、自分のことをしたい欲望に駆られるでしょうが、上の子の情緒の安定をはかることが大切で、自分もお母さんから可愛がられているのだという確証が得られれば、ひどいいじめ方はしませんし、年齢が高くなるにつれて、下の子の面倒をよくみるようになるものです。しかし、それは小学校に入学してからのことです。

同じ顔をしている親が育てていても

同じ顔をしている親が育てていても、育てるときの心理はまさに対照的であることが少なくありません。初めての子どものときには、育児のすべてがお母さんにとって初めての経験になりますから、不安の連続といってもよいでしょうし、よい育て方をしたいと思って、育児書と首っ引きになるでしょう。

お母さんが「同じように育てていますのに、上の子は引っ込み思案であり、下の子は積極的なのはどうしてでしょうか?」と考えることがしばしばです。そのちがいが、あたかも生まれつきででもあるかのように思っているお母さんがいます。多少は生まれつきの面があるかも知れませんが、大部分は育て方によるものです。

どうしても神経質になったり、手をかけすぎたりします。ちょっとからだの調子がおかしいと、医者のところへすっ飛んでいくのも、最初の子どものときです。二番目の子どもとなると、最初の子どもの育児経験が非常に役に立ち、不安が少なくてすみますし、むしろ、放り出してしまうことさえあるものです。

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