子育て

子供に体力をつけさせるには体を張った遊びをさせること

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子どもの体力をつけることを考えるならば、崖に挑戦するといった工夫をしてほしいのですが、お父さんにもそのような工夫をするだけの気力がないのかも知れません。何かにつけて楽をしようという考えのお父さんではないでしょうか。

山登りなどの体験のない子どもは、足をかける部分を見つけようとしないで、ただはいっくばってのぼろうとしますから、ずるずると滑り落ちてしまいます。そのような子どもに、休日をどのように過ごしているかを聞いてみますと、お父さんがマイカーに乗せて、遊園地や名所に連れていってくれるという。そのようなお父さんのサービスが、子どもの体力をつけるためにいかにマイナスになっているかがわかります。

これまでの生活の中で、過保護な養育を受けてきた子ども。「何でこんなことをさせるのかよ」と文句をいう子どもがいます。つまり、崖のぼりはばかばかしいことと思っている。このような子どもについて調べてみますと、お母さんやお父さんが、知的な面を伸ばすことに重点をおき、からだを張っての体験を軽視しているのです。

マイカーという文明の利器

あるいは、マイカーという文明の利器を、誤って教育に持ち込んでいるのでしょうか。文明の利器も、それを誤って使うと、凶器に変ることが少なくないのです。崖に直面した子どもの中に、すぐに「疲れた」という子どもが少なくありません。このような子どもは、からだが疲れたのではなく、困難に挑戦する気力が養われていないのです。

子どもはしばしば転びます。そして、ひざをすりむいたり、手にすり傷を作るかも知れません。しかし、そうしたけがを恐れて、子どもを抱いたり背負ったりすることが多いと、けがはしないでしょうが、体力も気力もない子どもになってしまいます。

運動がじゅうぶんにできる機会を与えて体力を養うことは、同時に気力をも育てていることをじゅうぶんに知っていて下さい。とくに年齢が低ければ低いほど、そのことがいえます。つまり、歩行が始まったならば、戸外に連れ出して、歩いたり、走ったりする機会が、子どもの人格形成にとって重要な意味を持っているのです。

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