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子供がひとりで苦しみを抱えてつらい思いをしている

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自分自身は親との関係に葛藤し、ひとりで苦しみを抱えてつらい思いをしているのに、親のほうはそれにまったく気がついていないということも実際にたくさんあります。大きくなった娘さんから「お母さんには一度も言わなかったけれど、お母さんはいつもお兄ちゃんや弟の世話ばっかりしていて私はすごく寂しかったんだ。おばあちゃんからすごくいじわるをされてつらい思いもしていたのよ」と言われたそうです。

思い切って親に気持ちを伝えることでいろいろな問題が解決していった方は大勢いらっしゃいます。ある三人きょうだいの中の女の子ひとりだった娘さんは、その友人がいないときに、お始さんからひとりだけいじわるをされていたのです。それを言いたくても、友人の気持ちは他のきょうだいのほうに向いていると感じ、ひとりでつらさを抱えていたという。

親に思いを伝えた方は、どの方も「ラクになった」とおっしゃいます。お母さんとの関係にひと区切りつけられると、子どもを抱え込むエネルギーも出てくるでしょう。それによってお子さんとの関係もいいほうに変わっていきます。

それで私も気がラクになると思うからお願い

「お母さん、今日はちょっと聞きにくい話かもしれないけれど、私、話したことがある。聞いてくれる?」と舞台づくりをして、「小さいときにこういうことがあって、とても悲しかった。それがいまだに尾を引いていて思い出すと苦しくなるの。だから一回でいいからお母さんに謝ってほしいの。それで私も気がラクになると思うからお願い」とメッセージで伝えていけばうまくいきます。

「ああいうことをされてつらかった」と感じた場面で、「でも、なぜお母さんはそういうことをしたのか」と、お母さんの立場や気持ちに立ち返って想像をしてみることで見えてくるものもあります。

親の気持ちを考えることで見えてくるもの親への気持ちを手放していくうえで、「なぜお母さんがそういうことをやったか」ということをわかってあげるのもひとつの方法です。子どもである自分がいろいろ抱えてしまっているように、親であるお母さんも何かを抱えていたのかもしれません。

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