子育て

子供が買い物で食べ物などをねだる行為

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赤ん坊でも、八、九ヵ月になれば、お腹がすいて泣いていても、「もうすぐできるから、待っていてね」といいますと、その言葉の意味はわからなくても、その声の調子で、ちょっとの間は待つことができるようになります。子どもの欲望は、まず、飲食物に始まります。

もし、お母さんが、自分の欲望のままに物を手に入れるようなことをすれば、生計は破綻をきたす。また、家庭の経済に限界があれば盗みをするよりほかはないし、あるいは人をだますことになり、それらは犯罪行為となります。こうしたことを考えれば、幼いころから、欲望を統制する力を少しずっ養っていかなければなりません。

幼児になれば、三度の食事のほかに二度のおやつの時間を決めるなり、四回食にするなりして、決めた時間以外に飲食物を欲しても、その時間まで「待つ」という力を養うことが大切です(ただし、ふつうの水はじゅうぶんに与えてよいのです)。

子どもに飲食物をねだられても

子どもに飲食物をねだられても、「時間がきたらね」「おやつの時間にね」ときちっということが大切です。ところが、子どもは承知しないでしょう。大きな声で泣き始めるでしょうし、からだを床にこすりつけてくやし泣きをするかも知れません。そうなると、うるさくあり、かわいそうでもあり、つい、「一つだけよ」といって与えてしまう親がいます。

飲みたい物、食べたい物があると、泣いてそれを訴えるでしょう。とくに甘い物はすぐに好物となり、それをねだるようになるものです。ですから、時間を決めてそれらを与え、その量も制限することが必要で、さもないと、わがままにもなりますし、虫歯になってしまいます。

年寄りがいっしょに住んでいる場合には、子どもを泣かしてはいけないといって、子どもの欲望を認めてしまうことが少なくありません。その泣き声に負けて、「これが最後よ」といって与えてしまいますと、もっとほしい場合には、さらに大声で泣きわめくでしょう。すると、「これが最後の最後よ」といって与えることになってしまいます。こうした扱い方が、わがままな子どもを作っているのです。「一つだけよ」ということでもらった菓子がおいしいと、子どもにはさらに食べたいという欲望が起きてきます。すると、再び泣きわめいて、「ほしい、ほしい」というでしょう。

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