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子育て

子どもの力を信じることが必要

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西ドイツでは、クリスマスツリーを買ってもらった子どもは、ときどき手を休めながらも、その木を家にまで運んでいきました。お母さんは、「がんばれ」といった顔つきで、腕を組んだままそばについて歩いています。日本ではどうでしょう。その木を持つのはお母さんで、子どもは手ぶらのまま帰っていくのではないでしょうか。

老人用の席に座って、眠ったまねをしている哀れな若者。子どもはもともと体力のある存在です。小学生ともなれば、山のぼりをして帰ってきた直後にばたばたと走り回るほどです。そのことを考えれば、そして、料金が安いことを計算に入れれば、子どもには乗り物の中では立つようにしつけるべきです。

ある合宿で、リュックサックを背負って降りてきた。小柄な一年生もがんばり通しました。その姿を見て、感動しました。こんなに体力があるかと。ところが、バスから降りて、迎えにきたお母さんに子どもを渡した途端、お母さんは子どもの背中からリュックサックを取って、お母さんが背負っていこうとするではありませんか。思わず「三キロの山道を自分で下ってきたのですよ」と叫んでしまいました、とあるインストラクター。

乗り物の中で子どもを座らせてお母さん

乗り物の中で、子どもを座らせてお母さんが立っているという情景をよく見かけます。子どもの力を何と思っているお母さんやお父さんかと、情なくなります。中学生や高校生のお母さんにもそれを見かけることがあるほどで、その過保護ぶりにはあきれてしまいます。このような子どもが大人になったときには、老人やからだの不自由な人に席を譲るようなことはしないでしょう。

とくに小学生ともなれば、立っているのがふつうーというように、子どもの体力に対して信頼をおきましょう。親に信頼された子どもは、力強い人間になります。買物のときなどには、重い荷物を子どもに持ってもらうことも必要です。それは、子どもにはけっこう力があるからです。

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