子育て

子供を甘えさせてあげる

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子どもを甘えさせましょう。そう言われても、甘えさせるとはどういうことか、イメージのつかない方も多いかもしれません。「甘えさせる」ことと「甘やかす」ことを勘違いしている方が多いのです。「子どもを甘えさせるって何をすればいいの?」「子どもを甘えさせたら、ますます聞き分けのないわがままな子になるのでは?」という親御さんたちの大合唱も間こえてきそうです。

身体を育てるには五大栄養素や水、空気、睡眠といったものが不可欠ですが、心を育てる栄養素とは何でしょうか?心が育つためのご馳走は「喜び」につきます。「喜び」を最も満たすもの、それは大好きな人に存分に「甘えられる」こと。

人が生きていくときの最も大きな心のエネルギーとなるのは安心感です。自分に安心していられること、他人や外界に安心していられること、この二つがあって人は地にしっかりと足をつけて自らの人生を創りあげていけるようになります。「甘えさせる」をひと言で言うなら、子どもをあるがままに無資格で無条件で受け入れ、存在そのものを喜び、たっぷりの愛情で包み、安心させてあげることです。

安心感はどうやって育まれるのか

安心感はどうやって育まれるのでしょうか。それは大好きな人から無条件、無資格にたっぷりと愛されることしかありません。子どもが大好きな人といえば一番はお母さんです。お母さんが、自分の存在そのものを無資格で、無条件で愛してくれているという大きな喜びが安心感を育むのです。

自分に安心していられるには「自分は大丈夫」「自分はできる」という自尊の感情が必要です。これは自分を信頼できるということです。自分を信頼できれば人も信頼していくことができます。根底に自分への安心感があると、たとえ上がぐらぐらしても足元はビクともしません。このようなビクともしない足場を子どものうちにつくってあげるのが「甘えさせる」ということなのです。

何の不安も、何の疑問もなく、子宮の中にいたときと同じように、あるがままの状態で安心しきってお母さんに身をゆだねることができる、これが「甘える」ことなのです。これ以上の喜びはないのです。

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