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彼女の持ち物をほめるのは簡単ではない

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女性の気を引くためにブランドを研究していて、「そのジャケット、アナスイだね」とか「そのバッグ、本物のフェラガモだね」とかやっている男がいる。ご苦労なことだが、そんな男は、女性からすれば「それがどうしたのよ」でしかない。たとえブランドの甘利きであっても、それはブランド品をほめたことにしかならないし、下手をすれば「質屋みたいなヤツ」と思われるのがオチだろう。

モノをほめるのは、じつはむずかしい。恋人同士なら問題なくても、カレシ以前の男が女性のアクセサリーやバッグをほめたりすると、ノゾキ魔みたいに思われかねない。

「そのスカート、すてきですね」なんていうのは、それがミニだったりすれば、スケベオヤジと見なされかねない。また、流行のグッズや高価なブランド品をほめても、女性はまず喜ばない。なぜなら、「流行」と「ブランド」には多くの女性がハマっているので、彼女だけの得点にはならないからだ。

「へえ、そのビーズ変わってるね。不思議と全体のファッションに合ってる」そのほめ言葉に対して、彼女は、こんなふうに言うことだろう。「でしょ。でもね、これ安いのよ。浅草のお祭りで買ったんだから」そのときの彼女の顔は、得意そうに輝いているはずだ。

彼女独特の工夫に目をつけること

たいていの女性は、一点か二点の「流行品」または「ブランド品」を身につけている。が、その一方で、自分だけのワンポイントかッーポイントのおしゃれを楽しんでいるものだ。ブランド品のセーターの上に安い古着を重ね着したり、縁日で買ったビーズを腕に巻いていたり。目利きになるならば、そういう彼女独特の工夫に目をつけることだ。

また、センスがいいという評価は、理知的という評価でもある。女性をそのように評価できる男が、したいだけの男よりもポイントが高くなることは言うまでもない。

モノから彼女独特のセンスに視点をずらせば、いくらでも彼女の洋服や持ち物をほめることができる。そういう視線を持った男は、もはやノゾキ魔でもスケベオヤジでも質屋でもない。彼女のセンス=人間そのものをほめてくれる、スペシャルな男性にほかならないのだ。

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