クレジットカード

カード会社の収益の柱

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カード会社の仕組みを説明してみよう。カード会社は、加盟店からの手数料のほかに、会員からの分割払いやリボ払いの金利、それに年会費などが入ってくる。これらがカード会社の収益の柱となっているが、薄利多売の業態のため常に加盟店数、会員数のボリュームを求められる。そのため、カード会社としては、会員と加盟店の数を増やし、収益を増加させることが至上命題となっており、様々な特典、サービスを付けて魅力づくりを競っている。

カード会社は申し込み者のうち、信用があると判断した人とだけ会員契約を結ぶ。その会員が加盟店でキャッシュレスで買い物をすると、カード会社は、会員の買い物代金を引落日までに銀行口座に用意するという前提で加盟店に立て替え払いをする。

カード会社は立て替え払いした代金を、約1ヶ月以上あとに会員から口座振替で徴収する。一方、会員にとっては、信用をベースに、現金を持ち歩かずに買い物ができることが最大のメリットだ。しかも、一括払いを利用すれば、1ヶ月以上(銀行系カードの場合、最長57日)無利子で支払いを延ばすことができる。

結果的に売上げが増えることに

加盟店は信用の証しとして、会員のカード利用代金のうち3%から7%程度を手数料(加盟店手数料)でカード会社に支払う。加盟店にとっては、カード決済だと、手数料分だけ儲けは少なくなるが、今、現金がないから買い物はやめようという売り逃しを減らせるので、結果的に売上げが増えることになる(カードを持っていると、つい財布の紐が緩むため、そのメリットは手数料分を差し引いてもいいほど大きいのである)。

一括払いの他に、利子はつくが代金を分割で払える分割払いやリボ払いを選ぶこともできる。そのため、手持ちの資金の大小にかかわらず、支払いを平準化できて、家計の計画的運営に役立てることができる。また、現金客よりもカード客の方が単価が高くなる傾向があり、それらに対する対価として手数料を払うのである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加