恋愛

いつも明るい彼女にあえて元気がないと言う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

某県で、政庁をあげてのゴルフ賭博が発覚した。結果、数十人の公務員が書類送検と警戒免職の憂き目となった。本来ならば、公務員たる者は、四角四面の人格を演じていなければならない。その真面目な顔こそが、彼らの「ペルソナ」であり、つまり、この事件は、一集団の「ペルソナ」がいっぺんにはぎ取られた出来事ともいえた。

人は皆、社会生活を営むにおいて、自分の本性を隠す仮面を被っている。かの有名な精神分析学者ユングは、その仮面を「ペルソナ」と名づけた。「ペルソナ」源は、古代ギリシャの舞台劇で被る仮面(ベルソナ)にある。

人が皆、それぞれの仮面を被っているならば、意中の彼女も、何らかの仮面を被っているに違いない。四角四面の顔をした公務員が、その仮面の裏で集団ゴルフ賭博に興じていたように、仮面(ペルソナ)を被り続けることにはかなりの無理がある。心的ストレスを溜める原因になることもあるだろう。意中の彼女も、仮面を脱ぐことができないストレスに人知れず苦しんでいる可能性は十分にある。

自分の本性は暗いと思っている人は

自分の本性は暗いと思っている人は、それを必要以上に隠そうとして明るくふるまい続ける。意中の彼女がいつも明るい人であるならば、そういう心理的背景があると考えて、まずまちがいはないだろう。そこで、あなたが、そのペルソナをはずす役目を演じてやる。

いつも明るく見える女性は、「鶴体質の本性を隠すために明るい女の仮面を被っている」という場合がある。人間、いつもいっも明るくふるまっていられるものではない。虫のいどころが悪いことも、妙にふさいだ気分になることもある。たいていの人間は、そういうマイナスの気分を適度に顔や態度に表す。それが、ストレスを外に逃がすための窓になるわけだ。

「今日は、ちょっと元気がないみたいですね」そのひと言でいい。それだけで、彼女は、仮面のすきまから外気が入ったようにホッとする。「相変わらず元気ですね」と言われるよりは、無理な役柄から降りられたようで、はるかに気が楽になるのだ。そして、その彼女は、ホッとすると同時に、自分の本性を見抜いたあなたにハッとする。ホッとさせてハッとさせれば、効果は高いのである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加