子育て

いたずらっ子は探究心の現われ

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早くからお母さんから離れていても平気な子どもがいて、お母さんにとっては独立心のある子のように思えるかも知れませんが、そうではないのです。お母さんとの情緒的な心の結びつきができなかったために、お母さんに「甘える」ことのできない子どもなのです。

いたずらっ子は、お母さんやお父さんを困らせたり、さらには近所から文句がでることさえありますが、そのいたずらの内容を検討してみますと、自発性の発達によって起きる探究心の現われであることが大部分です。

よい子とは、お母さんやお父さんが身勝手に望んでいるような子どもではありません。お母さんやお父さんにどんな子どもを望むかといった質問をしてみますと、いちばん多い答えが、「すなおな子」です。ところが、すなおな子どもは、自発性の発達からいいますと、その発達がおくれている子どもであって、思春期以後になると、いろいろな問題を起こして、両親を苦しめたり悲しませたりする危険性があるのです。

子どもについて理解のないお母さんやお父さんによって、一時は「よい子」といわれながら、思春期以後になって問題を起こす子どもたちに接するにつけ、親たちの犠牲者ということがしみじみ思われるのです。このように考えますと、反抗することもあり、いたずらをすることもある子どもが「よい子」なのです。そのままに思春期を迎えますと、家庭離れをするような子、つまり、家出をしたり、非行少年の仲間入りをしたりする危険性があります。あるいは、自殺を考えるような子どもになるかも知れません。

幼いころに虚弱だったために

また、幼いころに虚弱だったために、どうしても過保護に扱うことが多くなり、必然的に自発性の発達はおくれ、思春期になって登校拒否を起こしたりノイローゼになった子どももいます。子どもを育てるには、いつも前向きの姿勢が必要で、それが病弱から子どもを救う大切な方法であることを、忘れないで下さい。

病気に対して身を守るという消極的な態度を抜け出して、病気に挑戦する気持を養うことが必要です。さもないと、過保護な育て方がだんだんに著しくなって、心身ともに虚弱な子どもにしてしまいます。

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