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イノセントが売りの芸能人たち

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久し振りに電話をかけてきた学生時代の友人と、結局、男は、女のイノセントな部分に弱いのよねえという話になった、とある人は語る。

日本男性は、イノセントに弱い。それも、無知を無拓と勘違いして捉えているケースが多い。カマトト女を無拓で、純粋な壊れ物のようにチヤホヤ扱ったりする。カマトト女はイノセントではない。

イノセントとは、よく言えば無婚。悪く言えば、無知である。カマトトというのはイノセントを売り物にして男に難びる女のことである。彼女は、こう振舞うことで、男によりアピールできるということをちゃんと計算している。つまり、そこには、知が働いている。

気づいたのだが、世の中の女性も男性にイノセントを求め始めている風潮になりつつある。ジャニーズ症候群も、まあ、その一つのあらわれと思う。そして、芸能雑誌の記者の人と話していた時に聞いた話だが、私生活が目茶苦茶な男優は人気の落もはやいということなのだそうだ。役ではどんなにプレイボーイを演じても、実生活では堅実な家庭を築いている男優が、若い女性には人気が高いらしい。

男性に人気のある有名人女性にも

マスメディアを通して男性に人気のある有名人女性にも、イノセントを売り物にしているのが多い。母親であることを売り物にするタレント(母ィコール高潔なィメージがあるのだろう)や、隣りのお姉さん的な雰囲気で売るアナウンサー(気さくで飾らないこともィノセントの要因の一つである)たち。

実生活、つまり、人間の根本のところでイノセントな部分を持っていないと、若い女性に受け入れられなくなってきている。世かつては、破滅的な男優が人気を博していた時代もあった。女遊びの激しさも、豪放な性格として長所ととられた時期もあった。ところが、現代では、これはまったくダメらしい。

売り物になったとたん、イノセントはもはやイノセントであり得なくなるの清純派女優という言葉の矛盾。本当に清純な人間は、演技などできないはずだ。清純なイメージを売り物にする女優、と言い直した方がいいのかもしれない。

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