子育て

怒ることでさらに怒りが増す悪循環

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私が叱るほどに子どもは悪くなっていくのですから、そうなるとイタチごっこです。大声で怒鳴らなければ私の言うことを聞かなくなり、私は私で自分の怒る声でますます怒りが増していくという悪循環に陥り、すっかり疲れ果ててしまいました。

「おやめなさい!いいかげんにしなさい!」とほとんど毎日のように厳しく叱り続け、当然のことながら子どもは叱れば叱るほどに、ますます言うことを聞かなくなっていきました。私には息子三人、娘ひとりの四人の子がいますが、長男の子育てでは最初の子ということもあって思い入れが強く、じつは多くのお母さんたちと同じように、叱るしつけで育てていたのです、というある母親。

あるとき、そんな状況にふと「なんてばかばかしいことをしているのかしら。私の子育てはきっと何かが違うんだ」という思いが湧いて、母校で教育学や発達心理学を学び始め、子どもの発達、カウンセリングの手法などをいろいろ学ぶ中で覚えたのでした。

カウンセリングで学ぶ一般的な「私メッセージ」は、「私はこうしてくれるとうれしい」「こうされると悲しい」と気持ちを伝えるところまでですが、「私はこう思うのだけれど、あなたはどう思う?」を加えて伝えるようにしたら、驚くぐらい言葉で言うだけですんなりやめてくれるようになった。

それまで怒って叱って伝えていたことを

それまでは怒って叱って伝えていたことを、「お母さんはそういうことされると、こうこうこうなって困ってしまうの。だからやめてほしいのだけれど、あなたはどう思う?」と「私メッセージ」で伝えていったらどうでしょう!さんざん叱っても言うことを聞いてくれなかった長男が言うことを聞いてくれるようになり始めたのです。

・自分がどういう思いでいるか本音を言う
・「お話聞いてくれてありがとう」と感謝する
・事実をはっきり忠実に伝える
・親である自分への影響を具体的に伝える

この六要素を入れて伝えていくと、見事に叱る必要はなくなっていきます。それからは同じことがあっても「ほらほら。わかってる?」と言うだけでパタッとやめてくれるようになり、子育てがすっかりラクになりました、とのこと。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加