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初デートに持っていく資金には余裕を持たせること

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カードとは切り離して、一万円という特別予算、を組んでおく。そうすると、デートのスタートから気分に余裕が生まれる。言い換えると、食事でいくら、ワインの追加でいくらという細かい計算を抜きにした、「大ざっばな気分」でいられる。

今は、カードの時代である。だから、サイフの中身がカラになっても身動きがとれないという心配はない。しかし、初デートというのは特別なイベントだ。その特別な日には、サイフの中身は潤沢にしておきたい。それは、何よりも自分に余裕を持たせるためだ。

セコセコとしたダンドリ君とは正反対のくつろいだムードがかもし出される。女性は、くつろいだムードに弱い。たとえ自分よりもチビでも、とんでもないヤセでも、くつろいだムードを持った男には頼もしさをおほえる。これは、確かなことである。

サイフの中にギリギリの予算しかない男は、たとえば、ワインリストの中で安いワインばかりに目を走らせることになる。当然、その目つきは、何か臆病で落ち着きのないものになる。「チリワインは、安くてうまいから、チリにしようよ」というノリは、相当に親しくなってこそ通用するものだ。

親しくない男に対しては冷酷

サイフの中に一万円が入っているせいだと知ったら、「なあんだ」とシラけてしまうだろう。だが、その理由が知られないかぎりは、「どことなくゆったりした男」という魅力を感じさせることができるのだ。

かなり親密になってくると、女は、男の経済状態を心配することに喜びを感じてくる。しかし、女の「包容力」によりかかるのは、初デートでは通用しない。初デートでそれをされた女は、かならず、こう思うだろう。「申し訳ないけど、よくも知らない男のためにサイフの中身を心配する義理はありません」はっきり言うと、女性は、親しくない男に対しては「冷酷」である。

それは、動物学的な本能に由来するものらしい。雌が、雄に行為を許すにおいて厳しい審査をおこなうのは、あらゆる動物に共通しているパターンだ。つまり、彼女は、「この男は、どこまで自分に金を使うつもりがあるのか」を、試験官のような目で見ているのだ。

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