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破産手続の開始決定がされたら借金はすべて消えてしまうの?

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・破産手続きの開始があると、借金はすべて消えてしまうのですか?

破産手続の決定を受け、さらに破産手続きが終了しても、それだけでは返せなくなった借金はなくなりません。めぼしい資産がない場合は、破産管財人を選任せず、破産手続き開始の決定と同時に破産手続きを終了させる同時廃止という)のが普通です。破産手続き開始の決定後も借金の返済義務が残ったままでは、経済的な更生など望めません。破産物が破産を申し立てるのは、最終的には借金を整理して立ち直ることが目的です。裁判所が免責を決定して、初めて破産者の借金がなくなるのです。そこで、破産手続き開始の決定を受けた破産者は、すぐに免責を申し立てるのが普通です。免責決定により、破産者は一切のなくなります。

・自己破産すると、できなくなること、困ることはありますか?

ほとんど処分する資産がなく破産管財人が選任されない場合には、破産宣告と同時に破産手続きが終了します(同時廃止という)。破産者が受ける制限には、大きく分けて、財産の管理・処分権の喪失、一定の自由の制限、公法上の資格制限(弁護士、司法書士、公安委員、不動産業者、風俗営業者、警備員、証券会社外交員などにはなれない)、私法上の制限(代理人、後見人、遺言執行人などにはなれない)、があります。

免責決定後、貸主が返済を請求したら?

・免責決定後、貸主が返済を請求したら?

貸主の請求は法律的に何の根拠もなく、違法で悪質な取立てと言えます。免責により借金の支払義務はなくなったのですから、借主には返済義務はありません。ちなみに、破産手続き開始の決定を受けても、免責を受けないと、借金は無くなりません。

・免責が認められないのは、どんな場合?

免責が認められない理由としては、破産法の規定する破産者の義務に違反した場合、浪費やギャンブルによる借金、申立ての前7年以内に免責を受けている場合、返済可能と偽装して借りた場合です。

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