バイク

ハイウェイには危険がいっぱい

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ハイウェイには危険がいっぱい。一歩間違えば、直接、死につながる。そこのところをよく考えて、服装を完全にととのえ、マシンをじゅうぶん点検し、気がまえもシャンとしたうえで、ハイウェイに乗り込もう。国内の高速道路で許されている最高速度は、いまの2輪マシンにとっては余裕しゃくしゃくといえるだろう。ただし、そういえるのは、あくまでマシンが完全に整備されていてのことだ。2輪にとってハイウェイ走行はけっして甘く考えてはいけない。

なぜ、こんな平凡なことをくどくどいうかというと、市街地走行からいきなりハイウェイにはいって死んだ人を知ってるからだ。ライデイングウェアはむろんのこと、プーッ、グローブ、ゴーグルどれひとつが欠けていても、体のどの部分かが高速の風にさらされる。高速の風にさらされると、その部分が過冷却を起こす。とくに人間の体のうち、鼻、耳、顎、肩、肘、手、膝、足、尻といった屈曲部や突出部は、それなりの準備が必要だからだ。

体温ができるだけ一定に保てるような服装

このことはなにも寒い冬場にかぎったことではない。真夏の太陽のもとであっても、うすいTシャツ一枚で高速の風に何時間もさらされるのは、危険このうえないことなのだ。そよ風のなかに赤ちゃんを1時間ばかり放置していて死なせた例もあるという。冷え込みが体力や運動機能にとって想像以上の大敵であることを知っておこう。

体温ができるだけ一定に保てるような服装や装備をしていないと、その高速走行では命とりになる。手指や足などの関節部が硬直してしまっては、もう2輪は操れるものではない。死んだ人は、ついにブレーキをじゅうぶんにきかせられなくなって、追突死してしまったのだ。体温を放出させるためのラジエターの役目をしている部分だ。これらの部分は、ちょっと風に当たっても過冷却を起こしやすい。過冷却を起こすとどうなるか。その部分の血行障害が起こって、かじかむ。つまり局部的に運動機能がマヒしてしまうのだ。

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